ネズミゴチ(メゴチ)が釣れたら美味しい天ぷらにしよう!江戸前の味として親しまれています!

キス釣りの季節ですね!

わたしも先日、ちょい投げでキスを釣りに行ってきました。

キスも釣れたのですが、時々、外道としてネズミゴチ(メゴチ)も釣れてきました。

砂地でキスを狙っているとよく釣れる外道の代表格なのですが、みなさんご存じでしょうか?

見た目の悪さもあり、リリースする人も多いかもしれませんが、実はとっても美味しい魚なんです!

今回はネズミゴチについて記事にしてみたいと思います。


ネズミゴチとは?

われわれ釣り人がよくメゴチと呼んでいるのが通称で、正しくはネズミゴチという魚です。

地域的な通称はメゴチの他にも、ガッチョやテンコチなど多くのバリエーションがあります。

ネズミゴチはスズキ目ネズッポ科です。

🔽ネズミゴチ

なお、カサゴ目コチ科の、正式名称がメゴチという魚もいますので注意が必要です。

🔽本家メゴチ

【両種の特徴】
・ネズミゴチはウロコがありませんが、本家メゴチにはあります。

・ネズミゴチは海底の虫などを食べるため小さなおちょぼ口が下向きについていますが、本家メゴチは下顎の突き出た大きな口をしています。

・両種ともに最大で25センチほどになりますが、ネズミゴチの方が小ぶりな個体が多いです。陸っぱりで釣れるネズミゴチはアベレージ10センチ〜15センチと思いますが、本家メゴチは20センチを越えるものが多いように感じます。

食用としてのネズミゴチの位置付け

関東では、古くから江戸前の味として、天ぷらのネタに使われてきました。

身近な魚でしたが、近年の環境汚染の影響もあり漁獲量が減少していて、比較的高値で取引されているそうです。

関西では馴染みの薄い魚かもしれません。

人によっては、キスより旨いのでは?という意見もあるほどです。

わたし個人的にも、キスと甲乙つけがたいほど美味と感じます。

慣れれば捌くのも簡単なので、釣れたら必ず持って帰ります。

ただ、ヌメリがキツいので、クーラーボックスの中でビニール袋に入れるなどして、他の魚とは区別することが大切です!

ネズミゴチおすすめの食べ方

ひとつは、やはり天ぷらです。

今回、わたしも釣れたネズミゴチを天ぷらにして戴きましたが、フワッとした身でうまみもあり、実に美味でしたよ!こどもたちもパクパク食べてくれます。

🔽キスとネズミゴチを天ぷらに。骨せんべいも旨い。

もうひとつは、お刺身です。

こんな小さな魚で?と不思議に思われるかもしれませんが、プリプリの身質で甘味もあり、非常に美味です!

見た感じ、エビの刺身のような?身質です。

20センチほどの比較的大型のネズミゴチが釣れたら、是非試してみてください。

🔽他にも面白いレシピが見つかるかも!



ネズミゴチは狙って釣れる?

ネズミゴチを狙って釣れるかと言われると、非常に難しいと思います。

キスが釣れる砂浜なら、どこにでもいる可能性が高いのですが、キスと釣り分けることは不可能ではないかと思います。

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もしもネズミゴチを少しでも多く釣りたいなら、針をキス針の7号以下くらいの小型にすることで、釣れやすいかもしれません。

ネズミゴチのよく釣れるフィールドというのも実際にありますので、自分で通って見つければ、高確率で釣れると思います。

わたしも天橋立付近のネズミゴチポイントを知っていますが、そこに行けば大抵釣れます(笑)

さいごに

ネズミゴチは、その見た目とヌメリの強さから、知らない人はリリースしてしまう可能性が高そうな魚ですが、非常に美味しいので勿体ないです。

是非、天ぷらかお刺身で食べてみてくださいね。

ネズミゴチを見る目が変わるはずです!


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