ダイワ ルアーニストはおかっぱりルアー入門ロッド!シマノ ルアーマチックとの比較は?

ダイワからルアーニストというロッドシリーズが新登場しました!

釣りを始めたい…!こんな入門者を強力にバックアップする全17アイテムという幅広いラインナップで、おかっぱりのあらゆるターゲットに対応します!

購入しやすいお手頃価格ですが品質は高く、デザインにも高級感があります。

また、シマノにもルアーニストと同様コンセプトであろうルアーマチックが存在しますが、その比較も気になるところ。

今回はルアーニストを詳しく掘り下げてみたいと思います。

アイキャッチ画像出典:ダイワ



概要

まずはダイワホームページの商品説明からご紹介します。

おかっぱりルアーフィッシング入門ロッド

■ルアー入門に最適な横断型シリーズ
■あらゆるターゲットに対応する17アイテム
■気持ちよくキャストできる高品質ブランク
■握りやすいダイワオリジナルのリールシートを採用(2タイプ)
■シンプルながら、高級感のあるコスメ
■Dベックロゴつきのオリジナル竿袋つき
出典:ダイワ

シーバス専用…イカ専用…というような特定の対象をターゲットにしているのではなく、おかっぱりで狙えるあらゆる対象をターゲットにしたシリーズです。

入門用ですから、当然価格は最大限に抑えながらも、その品質は随所にダイワのこだわりを感じるロッドになっています。



仕様詳細

続いて仕様について詳しくご紹介していきます。

■握りやすいオリジナルリールシート
ホールド性の良いオリジナルリールシートを採用。56UL~76Lは細かなアクションに向いたライトゲームタイプを、76ML~96MHは握りこみやすいパワータイプを採用。
ライトゲームタイプ
パワータイプ
■富士ガイド&飾り巻き
ガイドは富士のステンレスフレームOリング。トップは糸がらみしにくいLタイプ。元~2番ガイドまで飾り巻きを施す。
■高級感のあるデザイン
しっかり作りこまれた手元のデザイン。釣り場でロッドを見たときに、ぐっと所有感を満たしてくれる。
■Dベックロゴつきのオリジナル竿袋つき
出典:ダイワ

 

リールシートはロッドのレングス(長さ)に応じて、より扱いやすいデザインとなるように2タイプの設定となっています。

ガイドは高品質で定番の富士工業製ステンレスフレームOリング。また、スレッドの飾り巻きやや、グリップ周りのデザイン性の良さは、入門者に釣り道具を持つことの満足感や悦びを感じさせてくれます。

多くの釣り入門者が求めるのは、

『可能な限りお手頃な価格で手に入る、信頼できる道具』

ではないでしょうか?

そのニーズに高次元で応えるクオリティになっています。



対象魚種マップ

ダイワホームページで、入門者がイメージしやすいように、ターゲットがどういう場所にいるかをマップにしてくれています。


出典:ダイワ

ターゲット別おすすめロッド

入門者はそもそものロッド選びからして難しいものです。

そこで、各ターゲットに対するおすすめロッドも紹介してくれています。

ロッド選びがしやすくなるので、とても良心的ですね!

川幅が狭くて流れのある場所でミノーを中心に使うなら56ULが最適。
魚が小さい川や流れのゆるい川でスプーンをメインに使うなら60XULでOK。
本流で30cmまでのヤマメやニジマスを狙うなら76L、それよりも大きな魚を狙うなら76MLがおすすめ。
湖で小さいルアーを使うなら76L、遠投が必要なら長めの83MLが最適。
ポンド(池)の釣り場なら長くてしなやかで軽量スプーンを遠投しやすい60XULがおすすめ。
ストリーム(川)の釣り場でミノーを積極的に操って釣りたい方には56ULがマッチ。
小規模の野池などで釣りをする場合は短くて取り回しの良い63Lが最適。
湖などの広い場所で釣りをするなら遠投に向いた長めの66Lがおすすめ。
ジグヘッドリグでアジング入門するなら68L-Sがおすすめ。
アジのサイズが15cmほどの場合は63ULがマッチ。遠投が必要なら74UL-Sがマッチ。
巻き合わせのメバル釣りは長めのロッドが有利。
ワームの釣りなら74UL-Sがベストマッチ。ハードプラグなら76Lがマッチ。
繊細にボトムを探ったり、軽快にトップウォータープラグを使うクロダイには、短めでしなやか76Lがマッチする。
港湾部は86MLを中心に、河口なら90~96MLを中心に選ぼう。
ミノーやシンキングペンシル中心ならML、重いバイブレーションを多用するなら、Mパワーがおすすめ。
仔イカシーズンの秋は83MLか86MLがおすすめ。
春の大型シーズンは、大きなエギも投げられる86Mがベストマッチ。
漁港の周りでも30cm級までは手軽に狙える。
カサゴ中心なら76ML、引きの強いキジハタが混じる所は86Mを使い分けよう。
とにかくルアーを動かし続けなければいけないのがワインド。
86MLを中心に、腕力に自信のない方は83MLを使おう。青物が混じるときは86Mがおすすめ。
遠投に優れた長いモデルが最適。
ミノーやワーム中心なら96ML、メタルジグが中心なら96Mが最適。
96MHは元ガイドがダブルフットの安心スペックなので、ライトショアジギングに最適。しっかりシャクれて、青物と安心してやりとりできる。

出典:ダイワ



以下は、全ロッドの適応一覧表です。横スクロールしてご覧ください。

アイテム対象魚
トラウト
(渓流)
トラウト
(本流・湖)
トラウト
(管理釣り場)
バスアジメバルクロ
ダイ
シー
バス
エギ
ング
カサゴ、
キジハタ
ワインドヒラメ・
マゴチ
ライト
ショア
ジギング
56UL
60XUL
63UL
63L
66L
68L-S
74UL-S
76L
76ML
83ML
86ML
86M
90ML
90M
96ML
96M
96MH

出典:ダイワ

ラインナップ

全17機種のラインナップです。横スクロールしてご覧ください。

アイテム全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
ルアー重量
(g)
適合エギ
(号)
適合ラインカーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格(円)
ナイロン
(lb)
PE
(号)
56UL1.68288961.3/6.01-62-6856,900
60XUL1.83296941.2/6.00.8-51-4857,000
63UL1.912100961.3/6.51-62-6877,000
63L1.9121001261.6/8.92-103-8887,100
66L1.9821031301.4/8.92-103-8887,100
68L-S2.0321061261.2/8.92-103-8887,400
74UL-S2.2421171191.2/9.91-62-6847,500
76L2.2921191321.5/9.92-103-80.6-1.0887,500
76ML2.2921191351.6/11.45-256-120.6-1.2907,500
83ML2.5221301421.7/11.45-252.5-3.56-120.6-1.2908,000
86ML2.5921341471.6/11.45-252.5-3.56-120.6-1.2908,200
86M2.5921341581.5/12.97-352.5-4.08-160.6-1.5928,400
90ML2.7421421601.7/13.55-256-120.6-1.2918,600
90M2.7421421721.7/13.77-358-160.6-1.5908,800
96ML2.9021501901.8/13.95-256-120.6-1.2919,200
96M2.9021502002.2/14.97-358-160.6-1.5919,600
96MH2.9021502202.3/14.310-4010-200.8-2.0909,800

出典:ダイワ



ルアーニストの魅力

ルアーニストの魅力は、釣り業界の超一流メーカーであるダイワのロッドが、非常にお求めやすい価格で手に入ることです。

ざっくりした実売価格のイメージは、5,000円台前半〜7,000円台半ばといったところ。(2018年10月現在)

レングス(長さ)が短いものほど価格は安く、長くなるほど高くなっていきます。

さすがにこの価格ではガイドリングはSiCリングではなく全数Oリング採用ですが、入門者ではPEラインを使うこと自体がトラブルの元ですから、基本的にまずはナイロンラインやフロロラインを使うことが推奨されます。

釣りのジャンルによってはPEラインを使うこともあると思いますが、すぐに問題が起きる訳ではありません。(Oリングのガイドの場合、細かい砂などの粒子を噛み込んだPEラインによってガイドが傷つく可能性がある。)

よほど長期間、ガイドリングに強い負荷のかかる釣りを続けなければ、そうそうキズはつかないと思います。

1万円を大きく下回る金額で、安心のダイワクオリティのロッドが手に入るというのは非常に魅力的です。

リール選びにも資金的にゆとりがでますよね。

入門者がおかっぱりルアーゲームを始めるにあたって、ルアーニストのラインナップから選べば大きな失敗はないのではないでしょうか?



ルアーマチックとの比較

ルアーニストの気になる点として、シマノのルアーマチックへの対抗としてこのタイミングで満を持して発売したことではないでしょうか?

【関連記事】もう1つの超一流メーカーシマノの入門シリーズ

名前からしても、同様の価格帯で人気のルアーマチックを明らかに意識していると思われ、ガチンコの競合となるはずです。

今出来る範囲でルアーマチックとの比較をしてみようと思います。

ラインナップ

ルアーマチックは、ベイトリール対応モデルが2機種、スピニングリール対応モデルが19機種の、全21機種というラインナップです。(ルアーニストは17機種)

数が多ければいいというものではないのであくまで参考ではありますが、ルアーマチックにはベイトリール対応モデルがあるというのはルアーニストとの現時点での大きな違いです。

ベイトリールを使う釣りを入門者がどこまで必要としているのか…これは難しいところですが、ルアーマチックにはベイトリールを使う選択肢が出来ることは確かです。

ただ、1本目のロッドからベイトリール専用ロッドを買う人はほとんどいないでしょうから、釣りにある程度慣れてきた入門者がさらに釣りの幅を広げる際に、2本目のロッドはベイトが欲しい…というニーズがあったら活きてくるのでしょうね。

なお、ルアーマチックは最長9フィートジャストのモデルまでしかありませんが、ルアーニストは9.6フィートまであります。

逆に、短いモデルを見ていくと、ルアーマチックは5フィートジャストのモデルがありますが、ルアーニストは5.6フィートまでしかありません。

ご参考までに。

デザイン

ルアーマチックのデザインについては、主観ではありますが世の中のユーザーのクチコミを見るに、評価は良好!という訳ではないように感じます。

ショートグリップタイプ

ロンググリップタイプ


出典:楽天市場

 

ワタシ個人的にも、まぁ入門者用でこの価格帯のロッドならこんなもんかなぁ…といった印象を持っています。

ブランクスが緑がかっているところが気になる…という声も聞かれます。

デザインは好みの世界ですから、人によって受ける印象は千差万別ですが、シマノ製であることと、品質の良さも合わせて総合的に考えれば非常に良いロッド!という世の中の評価なのだと思います。



 

対してルアーニストは、まだロッドが世に出てから日が浅いのでクチコミは少ないですが、概ねデザインに対して好感をもっているようなコメントが多いように感じます。

ワタシ個人的には、ルアーマチックよりもルアーニストの方がデザインは秀逸と感じています。

シェイプもいいですし、カラーもブラック・ゴールドで引き締まった印象です。

66L96M
出典:ダイワ

スペック

肝心のスペックはどうでしょう?

特に気になるのは軽さです。

重いと疲れますからね。

感度にも直結してきます。

両モデルともにラインナップ数が多すぎるので、全てを比較することはここでは控えますが、同じレングスのロッドをいくつかピックアップして見ていきます。

名前が似ていてややこしいので、シマノとダイワという表記で記載します。

シマノ 56UL 85g
ダイワ 56UL 96g(+11g)

シマノ 76UL 90g
ダイワ 76L 132g(+42g)
ダイワ 74UL 119g(+29g)←参考情報

シマノ 86ML 145g
ダイワ 86ML 147g(+2g)

シマノ 90ML 155g
ダイワ 90ML 160g(+5g)

 

どうでしょう…?

ルアーニストは、ルアーマチックより総じて重いような雰囲気です。

もちろん、適合ルアーウェイトや実質的なブランクスのパワーなどの要素も加味して考えるべきなのでしょうが、同等表記のレングス・パワーのロッドという意味では単純比較の余地もあるかと思います。

実際にAmazonのクチコミでは思ったより重い…という声もあがっていましたが、この数字でも現れているような気がしますね。

価格

価格は、ほぼ同等ですが、若干ルアーニストが高い印象です。(2018年10月現在Amazon調べ)

これはルアーニストがまだ新しいロッドだからという可能性もあります。

シマノとダイワ表記で2モデル、短い5.6フィートモデルと長い9フィートモデルを記載しますのでご参考にしてください。(価格は税込み。送料は考慮しません。)

シマノ 56UL 4,672円
ダイワ 56UL 5,060円

シマノ 90ML 6,075円
ダイワ 90ML 6,222円

どちらもシマノとダイワのルアーロッドとしては、非常に低価格ということが分かりますね!



総合評価

なかなか甲乙つけがたい結果となりました。

それぞれに強みをもっている印象です。

お互いを比較して2018年10月現在、端的にまとめると、

■ルアーマチック
ベイトモデルもあり選択肢が多い
軽い
安い
少しデザインには辛口な声も聞かれる

■ルアーニスト
ベイトモデルはないがスピニングモデルとしては十分な選択肢
重い
高い
デザイン優秀

といったところでしょうか。

釣り道具としての純粋なスペックはルアーマチックの方がコスパ良好な気がしますが、ルアーニストはデザインにも力を入れていて、所有感では勝るような印象です。

実際、釣り道具ってカッコよさもかなり大事だと思うんですよ。

なんかイマイチなデザインだなぁ…と我慢しながら釣りをするのって、結構気分がノリませんからね。

周りのアングラーと自分のタックルを見比べて少し恥ずかしい気持ちになったりすることもあります。

釣りの何に対して重点を置くかは、まさにその人次第。

ルアーマチックもルアーニストも、それぞれに良さをもっていますので、自分のスタイルや好みに合わせて、どちらがいいか悩んでみてください。

さすがシマノとダイワのロッドだけあって、どちらも十分に安心して使えます。

さいごに

ルアーニストは、ダイワ製でありながら非常にお値打ちな価格で手に入れることができるルアーロッドという点が最大の魅力です。

安かろう悪かろう…というロッドも存在しますから、釣りのことをまだよく分からない入門者こそ、安心できるロッドを購入すべきです。

そういった意味でも、ルアーニストは入門者が余計な心配をせずに釣りを楽しめるだけの十分なスペックをもっています。

ライバルであるルアーマチックとも比べながら、納得できるロッドを見つけてくださいね!