ガシラ(カサゴ)とワームで遊ぶ!おすすめワーム・釣り方をご紹介!簡単・手軽な癒しライトゲーム!

 

ガシリングという言葉をお聞きになったことはありますか?

名前の通り、至極単純にガシラ(カサゴ)をルアーで狙う釣りです。

ガシラは貪欲なフィッシュイーターで、底ベッタリにいることが分かっている魚なので、底を丁寧に攻めればルアーにも高確率で反応してくれる魚です。

ルアーで魚を釣ってみたい!ライトゲームが気になる!という方にうってつけのガシリングをご紹介します!


ガシリングってどんな釣り?

ライトゲームの一種で、基本的には他の代表的な釣りであるメバリングやアジングと同様に小型のルアー(プラグやワーム)をラインに結ぶだけの簡単な仕掛けです。

大きな違いは『底を攻めればいい』と分かっているということで、狙う層について心配する必要がありません。

メバリングやアジングは、魚がいる層が非常に重要で、その層を探らなければならないところが初心者が苦戦する所以でもあると思います。

特に中層の釣りというのは、ルアーが水中でコンタクトするものがないことから、手元に伝わる情報量が少ない釣りですので、経験がモノをいうところが大きいです。

その点でガシリングは、底にコンタクトさせながら探るので『この層であってるんだろうか…?』というような妙な不安感を抱かずに釣りに集中できるのが、非常に大きな特徴です。


狙うべきポイント

大抵の漁港で釣れるのが嬉しい魚です。

日中も釣れますが、夜の方が活発になります。

基本的には岩(根)やコンクリートなどの硬質なものがからむ場所を好みます。

キャストして、底を丁寧に探っていくことはモチロン大切ですが、以下のような身近なポイントにも潜んでいるのでしっかりチェックしましょう。

 

■スロープ周り
スロープは、浅場になっていてベイトフィッシュや甲殻類を捕食しやすい場所です。特に夜になるとこういったポイントに入ってくる傾向があります。
船を降ろすレールの陰などに潜んでいます。

スロープの海中の切れ目は、直角に深く切り立っているケースも多く、その陰でもよく釣れます。

 

 

■テトラポッド周り
テトラはロックフィッシュの宝庫です。

根掛かりに注意してテンポよく探っていきましょう。

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■足元
足元の護岸の際にも意外と良いサイズのガシラがいることがあります。
特にコンクリートの切れ目などは、海中にも続いていますので、底で少し崩れていたり割れ目になっていることもあります。

岸壁の貝などにラインが擦れないように注意しながらタイトに攻めましょう!




仕掛け

メバリングやアジングと同じタックルを流用できます。


出典:ダイワ

 

 

基本はジグヘッドにワームです。

刺し方は以下をご参考にしてください。


出典:ダイワ

 

メバリングやアジングをする方は、ロッドは流用すればOKです。

バスロッドでも出来ますよ。

もしも、これからロッド、リールを揃えるなら以下の商品がコスパがよくおすすめです。

シマノのソアレBBアジングは、アジング入門者用のお手頃価格ロッドですが、非常に軽量で感度も良く、適度な張りもあって扱いやすいですよ。

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数年前なら、中級者モデルとして販売されていてもおかしくないようなスペックを備えるコストパフォーマンス抜群のロッドです!

 

 

ソアレBBよりもさらにお手頃価格なロッドをお探しなら、ダイワのアジングXがおすすめです。

月下美人の系譜を受け継ぐアジングロッドながら、実売7,000円ちょっとという超良心的価格のロッドです。

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もちろん、ソアレBBアジングよりもスペック的には劣りますが、ライトゲームを軽くたしなむ分には十分すぎるロッドに仕上がっています。

 

 

リールは、シマノならセドナ、ダイワならレガリスLTがおすすめです。

番手は500番〜2000番くらいがマッチします。

価格優先なら4,000円台で購入できるセドナがイチオシ!

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シマノのバリュープライスリール御三家(セドナ、ネクサーブ、アリビオ)の中で、唯一HAGANEギアとGフリーボディを搭載しています。

 

 

セドナよりもう少し高くてもいいから、満足できるリールが欲しい…という方には、レガリスLTがおすすめ!

レガリスLTは2018年の新モデルです。

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実売は8,000円前後になりますが、自重の軽さや、デザインの良さなど、一気に質が上がります。

 

 

シマノのこの価格帯前後のリール(サハラ、ナスキー、アルテグラ)には、ワンピースベール不搭載など個人的には中途半端感を感じます。

セドナはワンピースベールは不搭載でも、圧倒的な価格面の魅力があります。

少し上を見て、ワンピースベール搭載リールを探すと、丁度ライトゲーム専用のソアレBBがありますので、気になる方は是非ご検討ください。

2018年のニューモデルで、お財布事情が許すなら非常におすすめです!

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誘い方

底まで落として誘います。

活性が高ければ、

 

着底▶️5秒巻く(1回転/秒)▶️リールを止める
(止めている間、ワームがカーブフォール)

 

ただ巻きで見せて、カーブフォールでバイトを誘います。これを繰り返せばOKです。

これで反応がないときは、

 

着底▶️ロッドを3回ほど縦に小さく鋭くあおる▶️カーブフォールさせる▶️糸ふけを巻き取る

 

ダートアクションでリアクションバイトさせます。

ロッドをあおったときに、ワームが左右にピョン!ピョン!ピョン!と跳ねる動きを見せるような動きをダートアクションと言います。

ダートで気を引いて、カーブフォールでも喰わせの間を与えるというイメージですね。

 

このようにダートを繰り返して釣ることをワインド釣法ともいいます。

ダートアクションさせやすい形状のジグヘッドを使えば簡単ですよ。

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この2つの誘い方だけで、大抵の状況をカバーできます。

 

ワームは基本はストレート系のワームが使いやすいです。

サイズは2インチを基本にしましょう。

 

メジャークラフトのふぉーる虫(ちゅう)は、2018年の新作ワームです。

特徴的な足によって、一般的なピンテールワームよりもスローフォールしやすくなっています。

喰わせの間を演出してくれますよ。

 

 

もう1つおすすめのストレート系ワームは、ガルプのベビーサーディン!

もはやライトゲームの王道ワームの1つと言える立ち位置を確立しています。

強烈な匂いと味で、喰いの良さは抜群。

困ったらベビーサーディン!と言う、いわゆる信者も非常に多い実績の高いワームです。

 

 

なお、ガルプは特殊な液に浸しておく必要がありますので、液漏れしない専用容器を購入したほうがいいです。

メイホウの容器はバッチリ液漏れしませんので超おすすめです!

ワタシも長年愛用していますが、一度も漏れたことがありません。

 

 

エビやカニをイミテートしたワームも効果的です。

バグアンツは超定番のロックフィッシュをターゲットにしたワームです。

ガシラの他にも、チヌやハタ類もよく釣れます!

 

ケイテックのクレイジーフラッパーも、非常におすすめ!

アームのバタバタアクションがかなり強力なワームです。

キジハタ、カサゴ、マゴチがよく喰ってきます。

ワームの最後は、ケイテックのスイングインパクトをおすすめします!

シャッドテールワームと呼ばれ、巻くとテール(尾)を左右に振って、魚のように泳ぐことが特徴です。

バス用超定番ワームですが、ロックフィッシュにも非常に効きます。

ワタシも愛用していますが、ヒラメやキジハタを狙っていてもガシラが外道としてよく釣れてきます(笑)

↓スイングインパクトのヘビキャロにバイトしてきたグッドサイズのガシラです。

 

ロックフィッシュだけでなく、シーバスもよく喰ってきます!

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ガシラ狙いには、ボトム付近でただ巻き、もしくはリフト&フォールするだけでOKです。

ガシラ狙いでボトム付近を探っていると、ガシラの他にもヒラメ、マゴチ、ハタ類など、思わぬ高級魚も反応するところが嬉しいです。

 

なお、デイゲーム(日中の釣り)なら、ワームの他に小型のメタルジグも効果的です。

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誘い方は、ワームのダートアクションと同じようなイメージで大丈夫です。

 

着底▶️ロッドを3回ほど縦に小さく鋭くあおる▶️カーブフォールさせる▶️糸ふけを巻き取る

 

ワームよりメタルジグの方がフォールスピードが速い分、よりテンポよく動かしていくのがいいと思います。

でないと、根がかりしますからね!

 

ジグパラマイクロは、安くて釣れる!という、超定番・大人気のライトゲームやスーパーライトショアジギング対応のメタルジグです。

派生モデルも多く、カラーラインナップも豊富です。

タックルボックスに何個か忍ばせておくといいですよ!

 

さいごに

 

ガシラは、動き回ってエサを探す魚ではなく、待ち伏せしているので、目の前を通ったエサには積極的にバイトしてきます。

同じロックフィッシュでも、メバルほど繊細な面はなく、底を丁寧に攻めれば応えが返ってくる楽しい釣りです。

私もメバリングやアジングで心が折れそうな時に、少しだけガシリングに切り替えて癒してもらうことがあります(笑)

専門で狙うのもよし、メインターゲットが釣れないときに切り替えて狙うのもよし、そんなガシリングで癒されてみませんか?

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