ベランダのボウフラ対策!予防が大事?薬品を使いたくないときは?

前回、ベランダでの釣りエサ用ミナミヌマエビ飼育・繁殖についての記事を書きました。

その中で、ボウフラ発生のリスクがあることをお伝えしました。

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ボウフラは蚊の幼虫です。放っておくと、自分の家だけの被害ではなく、ご近所とのトラブルにもなりかねませんので、必ず対策が必要です。

薬剤を使えば駆除は簡単ですが、生物を飼っている以上、基本的にそれは避けることになります。

そこで、今回は屋外のなんかしらの容器で魚やエビを飼っている場合に、どのようなボウフラ対策をすべきか考えていきます。


ボウフラとは

まずはボウフラがどんな生き物なのかを改めて調べてみました。

蚊は止水域(河川や側溝の水溜まり部分など)に産卵し、生まれた幼虫は成虫になるまで水中で生活します。

この水中にいる幼虫のことを、ボウフラと呼びます(ボウフリとも呼ばれる)。

一説ではその姿(棒のよう)と動き(フリフリフラフラ)から、ボウフラ(ボウフリ)と呼ばれるようになったとのことです。

蚊にはすさまじい数の種類があり、みなさんのお住まいの環境によって、生息している蚊も多岐にわたると思われます。

そもそも、水溜まりを作らないことがボウフラ対策の基本になる訳ですが、今回のように外でエビを飼いたいときには自ら水溜まりを作るようなものです。

ですので、これからあげる対策をうちましょう。

対策

ベランダの排水溝などであれば、中性洗剤を少量撒くだけでかなりの効果があります。

しかし、生物を飼っているところに洗剤なんて入れられる訳がありません。

水溜まりを自ら作る訳ですが、ボウフラは発生させないことが大切になります。

すなわち、予防をしっかりすべきということです。

予防策

事前に発生を抑えるためにはどんな手があるのかご紹介します。

網・スダレ

網もしくはスダレを使って物理的に侵入させないことが有力な予防になります。

発泡スチロールなら、付属の発泡スチロールのフタをすれば?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、以下の理由から避ける必要があります。

■水草
水草は、水質安定、酸素供給、エビが捕まれる場所の提供、日除けによる水温上昇を回避と、さまざまな重要な役割を担います。フタをすると、その水草が光合成出来ずに枯れてしまいます。

■水温
水面から水が蒸発することで、気化熱で水温上昇を抑えてくれる訳ですが、フタをすれば熱がこもり水温上昇→生体が全滅ということになりかねません。夏場は高水温との戦いでもあります。

そこで、適度に光を取り込めて、気化熱の恩恵も受けられる、網やスダレの出番になる訳です。

網の方がスダレより、光も取り込めて、隙間も少なく加工しやすいので、より蚊の侵入を許しにくいと思いますが、設置環境(日当たり・風当たり)、見た目など個々のシチュエーションで決めればいいと思います。

ベストサイズをホームセンターなどで探してくるのがいいですね。



対処策

万が一ボウフラを発生させてしまった場合、対処療法的に駆除する必要が出てきます。

スポイト・掃除用ホース

容器がそれほど大きくなければ、直接吸いとってしまうという策が考えられます。

大きめのスポイトや、熱帯魚用の底床掃除用のホースがあれば、比較的イージーに取り除けます。

生物兵器

メダカはボウフラを好んで食べてくれます。が、稚エビも食べます。

対応としては、水草を多く入れることが挙げられます。エビの隠れ家になってくれるので、食べられずに無事に成長してくれる個体もでてきます。しかしながら、エビを繁殖させるスピードは相当落ちますので諸刃の剣です。

銅について

銅製品はボウフラに効果ありとよく言われますが、エビにも有害なので、使うことはできません。

生き物を飼っている場合、基本的にはボウフラ対策に銅を使えない!と覚えておいてください。

さいごに

今回は屋外のエビ繁殖という観点から、ボウフラ対策をご紹介しました。

最近はメダカ飼育ブームもあり、ビオトープなど屋外で楽しむ方も多いです。

蚊は常に水辺を狙ってますので、上手くかわしていくことが大切です。

甘く見て手抜きすると大量発生を許してしまいますので、事前に手を打ってしまいましょう!