先日、娘を連れて京都府のとある田園地帯まで車を走らせ、水路を網でガサガサしてきました。
目的は、ミナミヌマエビ!
釣り業界では、ブツエビと呼ばれることもありますね。
わずか30分ほどでミナミヌマエビはモチロン、魚や水生昆虫などたくさん捕れましたよ!
今回は、採取当日の様子と、どういうところに行けばミナミヌマエビが簡単に捕れるかをご紹介したいと思います。
採取の様子
娘の採取デビューだったのですが、ドライブも兼ねてまだ行ったことのないところで採取場所を探すことにしました。
採取場所選び
初場所を探すのは、ワクワクします。
Googleマップとにらめっこして、ある程度は目星をつけてから現地に到着後、怪しいポイントを直接見て回ります。
どんな場所がおすすめかは、記事の後半でまとめますね。
今回、最終的に選んだ場所は、こういうところです!
水路の堰です。
もちろん初めての場所を探索していたのでエビがいるかは半信半疑でした。
ちょうど堰に枯れ草などのゴミ溜まりがあり、いい感じではありますが、当日は周辺にある田んぼの排水の影響がところどころある雰囲気で、このポイントも多少濁りがあります…。
やってみないと分からないので、とりあえず網を投入!
ゴミ溜まりの下をガサガサやってみました。
ガサガサ…ガサガサ………
すると……
『やっぱ、いたぁぁぁ\(゚∀゚)/』
娘も大喜び(笑)
こういう娘の笑顔を見れるのは父親冥利に尽きますね。
探検気分で探している分、喜びもひとしおです!
このあとも30分ほどガサガサし続けると、ミナミヌマエビを始めとして、さまざまな生き物が顔を見せてくれました!
今回採集した生き物たち
短時間でしたが、エビを始めとして、魚類や水生昆虫などなど、バリエーション豊富に捕れました!
見るからに自然豊かな場所なんですが、水質も良く保たれてるんでょうねぇ。こういう場所は大切にしたいものです。
ミナミヌマエビ
モロコ
ドジョウ
タガメ
ハグロトンボのヤゴ
タガメもたくさんいましたし、美しいモロコも見れて、なんだか嬉しく、とても癒されました。
採集場所選定のヒント
みなさんは、エビを捕まえよう!と思ったときに、どんな場所を思い浮かべますか?
もちろん、エビの種類によってその特性は異なるので、ターゲットとなるエビがいるなら、生息している可能性が高い場所を選ばなければなりません。
しかし、ミナミヌマエビに関して言えば、淡水の河川や湖であればどこにでもいる可能性があります。
とは言え、淡水でも、河川の流れがキツいところは好みませんし、われわれ人間にも危険がつきまといますのでおすすめしません。
流れの淀みになっているような場所があれば、エビの溜まり場になっていることもあります。
…が、そういったポイントを一から見つけるのは至難の技ですし、河川は侵入するまでが大変なケースも多いです。(急斜面、足場が高い、草木が生い茂り近づけないetc…)
そこで、個人的にもっともおすすめするのは、
『田んぼのそばの水路』
です!
マジで?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、マジです。
今回も田んぼのすぐとなりの水路で採集しました。
田んぼのそばの水路でも、しっかりと生態系ができていることはけっこう多くて、そういう水路さえ見つけられれば、そこまで足場も悪くないことが多いですし、網もすぐ水中に届くので簡単・手軽に採集出来るんですよ。
みなさんも、Googleマップで田んぼの集まっているエリアを探してみてください!
必ず水源があり、なんかしらの水路で水を運んできているはずです。
そこまで水がきつく流れていない水路を見つけたら、あとは堰や、ゴミ溜まり、水草、橋の陰などなど…をガサガサすれば、きっとミナミヌマエビがピチピチしているはずですよ(笑)
さいごに
釣りに比べればミナミヌマエビ採取は簡単でけっこう癒しにもなります。。。
エビ以外にも何か捕れるかな…とワクワクさせてくれて、なんだか少年時代を思い出します。
お子さんがいらっしゃるご家庭なら、是非連れていってあげてほしいですね。
良い思い出になるはずですよ。
飼育するのも楽しいですし、エビ撒き釣りなどのエサや大型熱帯魚のエサとしても有用なミナミヌマエビ。
みなさんも、気軽に採取に行ってみてください!
【関連記事】飼育・繁殖はカンタン!