19タトゥーラ TWは歴代タトゥーラシリーズ最小ボディ!基本性能高すぎ!XGも加わってスキのないラインナップに!

基本性能の高さとタフさが評価されるダイワのタトゥーラシリーズがついに第二世代に突入です。

今回発売の19タトゥーラTWは14タトゥーラの後継モデルになります。

前モデルの14タトゥーラは、ターンアラウンド式TWSで登場して大きな話題を集めました。

それから5年。今回の19タトゥーラTWは一体どのような進化を見せたのか?

14タトゥーラとの違い、18USタトゥーラ100との違いも気になります。

詳しい中身をご紹介します。

アイキャッチ画像出典:ダイワ



コンセプト

まずはダイワ公式の紹介に目を通して、このリールの雰囲気を掴みましょう。

全世界を席巻。TATULA第二世代誕生。

全世界のゲームフィッシュと対峙するTATULAシリーズにおいて、高い基本性能+タフコンセプト継承の新型がデビュー。新型スーパーメタルフレーム、TWS、高強度アルミ製マグフォースZスプール、ゼロアジャスターを搭載し、ギア比展開は、6.3、7.1、8.1の3タイプからのチョイスであらゆる釣りに対応できる。90mmアルミクランクハンドル、Ⅰ型ハイグリップラージノブを装備し、実釣時の快適な巻上げに貢献。

出典:ダイワ

基本的な方向性は、やはりタトゥーラ。

タフコンセプト継承ということで変わりありません。

 

そして、高い基本性能という点については、以下のキーワードでまとめられます。

・新型スーパーメタルフレーム
・TWS
・高強度アルミ製マグフォースZスプール
・ゼロアジャスター
・ギア比展開3タイプ(6.3、7.1、8.1)
・90mmアルミクランクハンドル
・I型ハイグリップラージノブ

メタルフレームは新型、ゼロアジャスターも搭載して、ギア比もXGが加わりました。

14タトゥーラではハイギアまでしかなかったので、これはかなり嬉しいところではないでしょうか?

スプールについては素材が超々ジュラルミンから高強度アルミにランクダウンしているようです。

このあたりの仕様は、ダイワ担当者さんに取材して内容確認しましたので、詳しくは後述します。

搭載機能詳細

19タトゥーラSWに搭載されている技術や仕様を詳しくご紹介します。

新型スーパーメタルフレーム

フレーム(スプールが納まるメインとなるボディ躯体)が新型のスーパーメタルフレームになっています。

その素材はアルミ。

フレームの両サイドは樹脂なのでお間違えのないようにしてください。

DS5(リール専用ファイバー強化特殊プラスチック)と呼ばれる、ダイワオリジナルの樹脂ですね。

さすがにこの価格帯ではフルメタルとはいきませんが、コストパフォーマンスを求められるリールですからね。

ちなみに今回の19タトゥーラTW、実は歴代タトゥーラシリーズの中で最小ボディになっています。

スティーズSV TWとほぼ同等サイズに仕上げているそうです。

14タトゥーラから比べると相当コンパクトに感じると思います。

日本人の小さめの手にはかなり収まりがいいでしょう。

パーミングのフィット感は釣りへの集中力が高まるのはもちろん、キャスト精度の向上などメリットがたくさんありますよ。

TWS

これは当然の既定路線でしょう。

ターンアラウンド型TWS搭載です。


出典:ダイワ

TWS部は、ほとんどのTWS搭載モデルがゴールドなのに対して、19タトゥーラTWはシルバーカラーになっています。

14タトゥーラもゴールドでした。

 


出典:ダイワ

シルバーカラーの方が、より武骨なイメージを抱きますね。

高強度アルミ製マグフォースZスプール

今回の19タトゥーラTWのスプールは高強度アルミです。

シャフト貫通タイプで、スピードシャフトではありません。

スプール径は34mmでサイズ的には王道サイズですね。

14タトゥーラは超々ジュラルミンでしたから、単純に素材に関して言うならばランクダウンしています。

この仕様についてダイワ担当者さんとお話していましたが、結論としては、

リール全体の総合的なコストパフォーマンスを考慮しての選択ということになります。

というのも、今回の19タトゥーラTWは、コンパクト化を始めとした努力で、リール全体の自重としては大幅な軽量化に成功しています。

14タトゥーラ:225g
19タトゥーラTW:195g(▲30g)
(ご参考)17タトゥーラSV TW:200g

前モデルとの差、30g!

これだけの軽量化を果たした中で、スプールについては超々ジュラルミンにこだわらずに高強度アルミとすることで価格に還元できます。

当然スプールの強度は保っていますが、単純に軽さという意味では超々ジュラルミンに劣ることは間違いありません。

そこはゆるぎない事実ではありますが、以下の価格(税抜定価)もご覧ください。

14タトゥーラ:25,000円
19タトゥーラTW:20,700円(▲4,300円)
(ご参考)SV TW:28,500円

その差、なんと4,300円!

これだけコストを抑えたのであれば、これはこれで大きな魅力となるのではないでしょうか?

これだけ軽くなって、実売はアンダー2万円。

そもそも、このリールはフィネス寄りのリールではなく、パワーゲーム寄りという方向性も考えると、スプールの軽さは最優先項目ではなく、全体的自重のバランスを優先することの方が効果的という考え方もできます。

もちろん、前モデルにはない機能が他にも搭載されていることを考えると、かなりコストパフォーマンスの高いリールと言えます!

ゼロアジャスター

この価格帯のリールにも関わらず、ゼロアジャスター搭載です。

今までは一部高級モデルにしか搭載されていなかった機能で、一度設定してしまえばメカニカルブレーキをいじる必要はほぼなく、ブレーキダイヤルのみでOK。

逆に言えば、ブレーキダイヤルの調整だけを気にすればよいので、感覚のズレも起きにくくなります。

もちろん、14タトゥーラには搭載されていませんでした。

あればかなり嬉しい機能です。

90mmアルミクランクハンドル

タトゥーラTWのハンドルは90mm。

14タトゥーラの90mmから変化なしですね。

ダイワ定番のブランキングされたクランク形状です。

タトゥーラシリーズらしい力強い巻き取りにが期待できます!

I型ハイグリップラージノブ

ノブにはI型ハイグリップラージノブを採用しています。

14モデルは溝があるタイプでしたが、19モデルではシンプルなノブになっています。


出典:ダイワ


出典:ダイワ

UTD

ドラグはダイワのバスリール定番のUTD(アルティメットトーナメントドラグ)です。

カーボンワッシャーと特殊グリスを組み合わせています。

名前のインパクトほどすさまじいドラグという訳ではありませんが、ハイエンドモデルにも採用されていて安心して使えます。



ラインナップ

ギア比3タイプを左右ハンドルでラインナップして、計6モデルとなります。

14タトゥーラはXG設定がありませんでしたので、さらに釣りの幅を広げてくれることは間違いありません。

品名巻取り長さ
(cm/ハンドル
1回転)
ギア比自重
(g)
最大
ドラグ力
(kg)
標準巻糸量
ナイロン(lb-m)
ハンドル長さ
(mm)
ベアリング
ボール/ローラー
メーカー
希望本体
価格(円)
100H676.3195514-115、16-100907 / 120,700
100HL676.3195514-115、16-100907 / 120,700
100SH757.1195514-115、16-100907 / 120,700
100SHL757.1195514-115、16-100907 / 120,700
100XH868.1195514-115、16-100907 / 120,700
100XHL868.1195514-115、16-100907 / 120,700

 

ご参考までに14タトゥーラのラインナップは以下の通りです。

品名巻取り長さ
(cm/ハンドル
1回転)
ギヤ比自重
(g)
最大
ドラグ力
(kg)
標準巻糸量
ナイロン
(lb.-m)
ハンドル
長さ
(mm)
ベアリング
(ボール/
ローラー)
メーカー
希望本体
価格(円)
100H-TW676.3225512-140, 16-100907/125,000
100HL-TW676.3225512-140, 16-100907/125,000
100SH-TW777.3225512-140, 16-100907/125,000
100SHL-TW777.3225512-140, 16-100907/125,000

 

今回の19タトゥーラTW、それぞれのギア比に応じてハンドルロックプレートが色分けされています。

6.3:ゴールド
7.1:レッド
8.1:パープル

パッと見の印象でギア比を把握できるので、何気に便利です。

巻きの釣りメインなら6.3を、ジグ撃ち・カバー周りの釣りなどバスを早く引きはがしたいなら8.1を選ぶといいと思います。

1台でなんでも…というなら7.1でもいいですが、器用貧乏になりがちなので、自分の釣りのメインとなるスタイルによってリールにはっきり特徴を持たせるほうが個人的にはおすすめです。

デザインについて

19タトゥーラTWは、パーミングプレートとメカニカルブレーキに「タトゥーラスパイダー」が描かれています。

これは好き嫌いがはっきりでると思いますが、タトゥーラというブランドイメージをハッキリ出していきたいダイワの想いがあるのかもしれません。

出典:ダイワ


出典:ダイワ

ほぼブラック(マット仕上げです)のカラーリングに、わずかにアクセント的にシルバー、レッド(クラッチ周り)、ハンドルロックプレートのゴールド・レッド・パープルがさりげなく主張するデザインになっていて、全体的なイメージはかなりカッコイイですね!

あとはタトゥーラスパイダーをどう評価するか次第です。

18USタトゥーラ100との違いは?

日本に1年先だって北米で発売された18USタトゥーラ100。

これはタトゥーラの開発の背景に関係しています。

元々北米ありきなのがタトゥーラシリーズです。

結論から言うと18USタトゥーラ100は日本で発売される19タトゥーラTWとスペック的には同じであるようです。

厳密に言うと、ギア比ごとのハンドルロックプレートの色分けだけ、ジャパンモデルに追加されているとのこと。

要は、先に北米で評価を得たのちに日本で展開する、というある意味タトゥーラらしい既定路線だった模様。

今後、新たな情報があれば追記、訂正します。

19タトゥーラTWの魅力

一言で言うなら、さらに倒的になったコストパフォーマンス!

それに尽きますね。

このリールはダイワにとって、ミドルクラスのもっとも需要が多いであろう価格帯に属し、非常に重要な位置づけにあると思われます。

もっとも大きな市場である北米においても、相当名の知れたリールです。

それゆえか、14タトゥーラから30gもの軽量化を実現したことを始め、ゼロアジャスター搭載、ギア比充実、さらなる低価格化推進…と魅力たっぷりにモデルチェンジしました。

スプールは超々ジュラルミンから高強度アルミになってしまいましたが、この価格で販売してくれるのであれば、歓迎するユーザーも多いのではないでしょうか?

誤解を恐れずに言うならば、超々ジュラルミンから高強度アルミになったことで劇的に使用感が劣るというものではありませんし(一定以上のレベルのアングラーであればフィーリングも違ってくるでしょうが)、この価格帯のリールに対するニーズからすれば十分なレベルにあると思います。

使っていくうえで必要と感じれば、カスタムするという選択肢もありますしね。

総合的レベルがかなり高まった印象の19タトゥーラTW、非常におすすめです!

さいごに

ダイワの重要な世界戦略機と言える19タトゥーラTW。

『かなり使える実用的なリール』だと思います。

サイズ感、軽さ、パワー、剛性、キャストフィール、それぞれが高バランスでまとまった印象でコストパフォーマンスにさらに磨きがかかりました。

お手頃価格の本格派ベイトリールをお探しの方にはぜひ使っていただきたいリールですね!