胴突き仕掛けはシンプルな仕掛けで手軽に五目釣りができるところが魅力です。
サビキも手軽で簡単ですが、サビキは主にアジやイワシなどの青物を狙うので、群れがいなければ釣りようがないのに対して、胴突きはそこにいる何かを釣るという感じなので手堅く釣果をあげられるのが特徴です。
ヒット後も、何が釣れているか分からないので、水面に魚が浮いてくるまでドキドキする楽しい釣りです。
ただし、底を探る釣りなので、仕掛けの特徴をよく分からないまま釣りをしたら根掛かりが頻発する可能性も。。。
今回は胴突き仕掛けの特徴やおすすめの商品をご紹介します。
胴突きってどんな釣り?
針2~3本の仕掛けの一番下にオモリをつけるだけの簡単仕掛けです。
防波堤のすぐ足元から探れます。
もちろん、ちょい投げ的に軽くキャストするのもOK。
堤防足元のコンクリートの切れ目を狙ったり、水中の根を探ったり…。
底をしっかり攻めれる釣りですね。
何が釣れるかな?と想像しながら釣りをすると楽しいです。
何が釣れるの?
よく釣れる魚種をご紹介します。
・カサゴ
・ハタ
・メバル
・チャリコ(真鯛の幼魚)
・カワハギ
・セイゴ
・ベラ
他にもまだまだ釣れそうな魚種はあると思いますが、代表的なものを挙げました。
中でもカサゴは胴突きで狙う最も人気のターゲットと思います。
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仕掛け
非常にシンプルな仕掛けです。
出典:ダイワ
以下、詳細をご紹介していきます。
竿
胴突きには、シーバスロッドをおすすめします。柔らかいライトモデルよりもミディアムライトやミディアムくらいがおすすめです。
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あとはバスロッドもおすすめですね。
長すぎず張りのある竿で底の変化(岩や海藻など)を感じとりながらテンポよく操作していける竿を選びたいです。
投げてずっと置いておく、というスタイルよりも、どんどん投げて、どんどん歩いて、反応してくれる魚を探していくスタイルがいいと思います。
足元に落としながら釣り歩くケースもあるので、あまり長いと取り回しが悪くなります。
(2018年9月19日追記)
シマノから新作振出ロッドが登場しました。実売1万円を切る価格ながらクオリティはかなり高く、胴突きはもちろん、ちょい投げやルアーフィッシングにもおすすめです。
リール
シマノでいう2000番から3000番が妥当と思います。
シマノのセドナは、実売価格が4千円ちょっとのモデルながら、非常に高性能でおすすめです!
コストパフォーマンスに優れています。
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竿・リールのセット
お子さま用などであれば、以下のような竿とリールのセット商品でも十分楽しめます。
ですが、特にリールについては長年安心して使えるものではないので、そこはご注意を。
ギアがすぐだめになってしまって、結局新しいリールを買い直し…みたいなことになる可能性があるので、長く釣りを楽しみたいなら冷静に検討することをおすすめします。
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針
2本針か3本針が一般的です。
主に狙いたいターゲットによって、仕掛けにも違いがあります。以下は代表的な仕掛けをご紹介します。
【根魚狙い】
メバル、カサゴを主なターゲットとして作られた仕掛けです。
ややエダスが長くなったタイプが多く、ナチュラルに餌が揺らいで誘います。
【カワハギ狙い】
とにかく餌取り上手なのがカワハギです。
エダスが極端に短くなっていて、僅かなアタリを逃しにくい仕掛けになっています。
ターゲットによって同じ胴突きでも違いがあるので、何種類か持っていくと釣り場で臨機応変に対応できますね。
餌の付け方
餌はアオイソメかイシゴカイを使うケースが一般的です。
他に、オキアミを使ってもいいですし、サバなどの魚やイカの切り身が効く日もあります。
魚やイカは、スーパーで安売りされているものを見つけたら冷凍しておくといいですよ。
オキアミを使う場合は尾をちぎってまっすぐ刺しましょう。
切り身は、ちょん掛けで左右にずれないように刺しましょう。
出典:ダイワ
なお、虫餌を針に刺すときに、出来るだけ触りたくない、という方もいらっしゃるかと思います。
かくいう私もその一人です(笑)
虫餌を挟むピンセット的な商品を数多く試してきた私が、最終的にたどり着いたおすすめ商品がありますので、ご興味ある方は以下の記事もご参考にしてください。
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誘い方
岩や根のあるところの付近を狙うか、足元の堤防の切れ目など、変化のあるところを探してください。
出典:ダイワ
仕掛けを底まで落としたら、まず10秒程待ちましょう。そこでアタリがなければ、竿を縦にゆっくり持ち上げて手前に移動させたら、また10秒待ちましょう。
基本はこの繰り返しで大丈夫です。
喰う気のある魚がいれば、すぐに反応があります。
待っている時に、軽くシェイクしてもいいですね。
エサが揺れることでアピールできます。
出典:ダイワ
アタリは、分かりやすい形ででることが多いです。
『コン!』と感じたら、ロッドをかるくあおってアワせましょう。
もし魚が掛かっていたら、あまりのんびりせずにすぐに巻き上げて、底から魚を浮かせるイメージを持ってください。
根などの障害物に潜られたらやっかいです。
さいごに
胴突きは自分で魚のいるところを探っていく釣りなので、退屈せずに楽しめます。
サビキ釣りからワンランクアップした釣りとして、感覚を研ぎ澄まして魚を探してください。
きっと色んな魚がアタリをくれると思います。
なんだこの魚!?というような思わぬ魚が釣れることもあるかもしれません。
根掛かりを恐れずに攻めて、五目釣りを楽しみましょう!