出典:マルキュー
マルキューから2017年に発売された、アミ姫という商品をご存じでしょうか?
名前から連想できる通り、アミエビを加工した商品なのですが、これがサビキユーザー、中でも女性や、臭い・汚れを嫌がるアングラーから大好評なんです。
どんな商品なのか、みなさんにご紹介したいと思います。
アイキャッチ画像出典:マルキュー
特徴
まずはメーカーHPからの情報をお伝えします。
堤防・サビキ釣り用配合エサ
アミ姫
ほのかに香るフルーツ系、しっかり粒で高集魚キャップを開けて絞り出すだけで使えるサビキ釣り用配合エサ。フルーツ系の香りで、アミエビのにおいが苦手な人も安心して使えます。粒のしっかり残ったアミエビが漂ってアピールし、魚の群れを足止めする効果も期待できます。
出典:マルキュー
常温保存できる、チューブタイプのアミエビ加工品です。
推せる点は以下の通り。
■アミエビミンチになってない
■アミエビ臭がマシ
■手が汚れない
■コマセバケツ不要
■使いきらなくてもいい
以下、詳しく説明していきます。
アミエビミンチになってない
以前からこういった常温保存のチューブタイプのものはあったのですが、アミエビミンチ化してるものが多かったように思います。
私も、釣具屋のクジで同じようなチューブタイプで臭いがあまりしません、というような商品が当たったことがあるのですが、ほぼミンチになっていて、正直喰いがイマイチでした。
以来、チューブタイプの商品は敬遠していたのですが、アミ姫は違います!
アミエビが潰れずしっかり残っているんです!
上のメーカーHPの説明にも書いてある通りで、コレがウリの1つとなり他の商品との差別化になっています。
アミエビ臭がマシ
アミレンガを使っていると、独特の臭いが気になる人もいますよね。臭いは時間とともにキツくなってきます。夏場はその臭いにスズメバチが寄ってきたりもします。。。
アミ姫はフルーツ系の香り、とメーカーHPに記載されています。私が思うには、これはフルーツだ!というほどの香りではないです。むしろアミエビの香りはします。
が、かなり臭いは抑えられています。
実際、アミエビの臭いなんて消せる訳ないじゃないですか…。
他のサイトで、アミ姫はフルーツの香りです!とメーカーの売り文句をそのまま記載しているのを見ますが、実際はそこまでいい香りなんてしませんよ!
指や服についても臭いを気にする必要がありません!大丈夫!とか言いますけど…そんなこと言ってしまって大丈夫なん?って思います。
ブルーベリーっぽい?香りもしますが、その奥にはアミエビの香りも共存しています。
🔽家で独りで何回も臭いでみましたよ(笑)
臭いというものに対する個人の感じ方は、まさに感性の世界ですから、色んな声があがるものです。
少なくとも、ワタシはいい臭いだとは感じません。
って言うか、アミエビの臭いも魚を釣る上で大切と思うんです。
本当にフルーツの良~い香りだったら、逆に釣れる気しません、ワタシは。
ワタシが思うこの商品の価値は、アミエビの臭いを極力人間が気にならないレベルにまでごまかすことに成功しつつ、アミエビの原型を保ったままチューブにパッケージングしたこと!
まさにココにあるかと!
マルキューの女性社員が開発に加わったとのことですが、この絶妙なポイントを突く着眼点と努力には敬意を表します。
いずれにせよ、普段はチューブに封されているので、釣りの最中に服についたりさえしなければ、臭いが気になる…というようなことは少ないのではないでしょうか。
手が汚れない
チューブタイプですので、カゴにダイレクトに入れるだけです。
女性は特に嬉しいのではないでしょうか。
アミ姫を使ったサビキの動画です。
コマセバケツ不要
アミレンガでサビキをしようと思うと、コマセバケツは必須ですよね。
初めからサビキをするつもりなら、アミレンガとコマセバケツを用意すればいいのですが、他の釣りをしたいときは荷物になります。
バッカンにアミ姫を潜ませておけば、ひょんな時に手軽にサビキに切り替えることが可能です。
ただし、アミエビの量で考えるとアミレンガの方が圧倒的に多いので、アミ姫1つで1日サビキをするのは無理とお考えください。
使いきらなくてもいい
自分が使いたい分だけ使って、余ればまたキャップを閉めて持ち帰れるので、少しだけサビキをしたい方にとっては逆に経済的です。
ワタシはルアーフィッシングの合間に、足元に豆アジがいることが分かると、アミ姫でサクッと豆アジを釣って泳がせ釣りを放り込んでおく…というスタイルで重宝しています。
これがまた結構釣れるんですよ。
気軽に思わぬ大物のお土産を追加できるので、オススメです!
アミ姫ハーフ・アミ姫キララが追加!
(2018年10月14日追記)
アミ姫ハーフと、アミ姫キララが新商品としてラインナップに追加されました!
アミ姫ハーフは、オリジナルアミ姫の600gに対して半分の300gになっています。
出典:マルキュー
バッカンの中でかさばらず、重さもだいぶ軽減されるので、ワタシのように合間で少しだけサビキしたい…というアングラーには非常に嬉しい商品です!
もう1つの追加商品、アミ姫キララは、アジが好むと言われる赤色を強化し、さらに光で乱反射するキララも配合された、アミ姫アジカスタム!的な商品です。
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赤が強いのでシルエットがよりハッキリしますし、夜釣りでも常夜灯まわりでキララが効きそうです!
もちろん、アジ以外も問題なく釣れますよ。
トリックサビキにもおすすめ
アミ姫はアミエビが潰れずしっかり残っていて、かつ、チューブタイプですので、トリックサビキのアミエビ容器に入れやすく、針にも引っ掛かってくれるのでとても相性がいいです。
【関連記事】
トリックサビキなら、アミエビの消費量が少ないところも嬉しいですね。カゴに詰めなければ、アミ姫でも比較的長時間楽しめますよ。
さいごに
アミ姫、私はバッカンに入れて釣りに行くことが多いです。
ハーフサイズならスペースもとらないので、重荷になりませんからね。
特にハイシーズンには、持っているとお土産を増やせるのはもちろん、本命があまりにも釣れない時のボウズ逃れにもなります。
女性が臭いを必要以上に気にせず使えるのもメリットですし、小さいお子さんがコマセバケツでサビキをして服を汚すのも避けられます。
自分のスタイル次第で、オリジナル、ハーフ、キララを選べるのも嬉しいですね!
みなさんも持っていて損はないと思いますので、是非参考にしてみてください!