シーバスハンターXはダイワのクラス超越スペックシーバスロッド!ライトショアジギやサーフゲームにも!

シーバスハンターXは、ダイワの人気シーバスロッドです。

実売1万円台前半のロッドでありながら、Kガイド+オールSiCガイドリングが搭載されているところが大きな強み。

その他にも随所にダイワのこだわりが感じられるロッドになっています。

今回はシーバスハンターXの魅力に迫ります。

アイキャッチ画像出典:釣具のポイント



概要

ネジレを抑える強化構造
「ブレーディング X(BRAIDING X)」
搭載の実力派シーバスロッド

リールシートから元ガイド部にかけてブランク最外層をX状にカーボンテープで締め上げ、ネジレを抑える強化構造「ブレーディングX」を搭載したハイパフォーマンスシーバスロッド。またガイドへの糸絡みを自動的に解除するKガイドを搭載。さらにリングはオールSiCリング仕様で、PEライン使用時も快適なロッドワークが可能。このクラスでは初となるバチ抜け対応の極軟メガトップを搭載したモデル(86LL-Sのみ)もラインナップ。さらに、機能だけでなく、オリジナルリールシートに加えてレッド×ゴールドのアルマイトをグリップ周りにふんだんに配するなど、実釣性能と機能美の両立を追求。ベテランをも納得させるスペックを備えたクラス以上の実力派シリーズ。

出典:ダイワ

 

ブランクスはブレーディングX採用でねじれに強く、トルクがあります。

ガイド周りはステンレスフレームのKガイド+オールSiCリングガイドと、トラブル少なく快適にPEラインを使える仕様になっています。


出典:釣具のポイント

さらに、バチ抜け対応の極軟メガトップというソリッドティップを備えたモデルもラインナップされ、対シーバスロッドシリーズとして高い完成度を誇ります。

 

デザイン面でもオリジナルリールシートの採用や、レッド×ゴールドのアルマイトをグリップ周りにふんだんに使用されるなど、かなりダイワのこだわりを感じます。


出典:釣具のポイント

総合的に見て、ダイワの○○Xというシリーズ(ワインドXやチニングXなど入門者向けの低価格シリーズ)の中でも、頭1つ抜けたスペックとなっています。

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特にオールSiCガイドリングというスペックは他にありません。

さすが、こだわりの強いアングラーが多いシーバスゲーム用のシリーズ…と言ったところでしょうか。

○○Xシリーズの中のフラッグシップシリーズと言ってもいいかもしれませんね。



搭載機能

メガトップ採用は86LL-Sです。

こちらのモデルは春のバチ抜けパターンや、軽めのジグヘッドを用いた繊細な釣りで活躍してくれるでしょう。

ブレーディングXは全モデルで採用となっています。

ダイワの○○Xシリーズの代名詞ですね。

■メガトップ(86LL-Sのみ)

画像

繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッドで、通常のカーボンソリッドに比べ強度が 飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能となっている。カーボン素材特有の手に響く感度はもとより、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上。

 

 

■ブレーディング X

画像

ブランクのバットセクション最外層をカーボンテープでX状に締め上げることで、キャストやファイト時のパワーロスにつながるネジレを抑制するための強化構造。

出典:ダイワ

ラインナップ

全9モデルのラインナップとなっています。

シーバスゲームはもちろん、モデルによってはサーフゲームやライトショアジギングを始めとした他のルアーゲームも十分こなせるスペックを備えています。

■86LL-S
バチ抜け時のショートバイトも柔軟かつ高感度なトップでフッキングに持ち込める「メガトップ」搭載モデル。

■90L
オープンエリアでミノーやバイブレーションで広く探るオールラウンドモデル。

■86ML
港湾攻略に欠かせないルアーを自在に撃ち込むアキュラシー重視モデル。

■90ML
引き抵抗の強いルアーも自在に操るパワーを併せ持つパワーラウンドモデル。

■96ML
サーフや大河川河口、大型堤防など遠投が求められるフィールドで威力を発揮するモデル。

■100ML
サーフや大河川河口で重量級ミノーやバイブレーション、ジグを気持ちよく飛ばせるモデル。

■90M
重量級バイブレーション・ブレード系&鉄板系ベイトなどをテクニカルに操ることができるパワーモデル。

■96M
重量級ルアーをフルキャストし、魚をパワーでねじ伏せるロングパワーロッド。

■100MH
強引なゴリ巻きファイトで大物も一気に取り込む磯ヒラスズキ・マルスズキ対応モデル。

出典:ダイワ

 

以下は全ラインナップのスペック一覧です。

主なスペックをピックアップしています。

横が画面から切れる方はスクロールしてご覧ください。

品名全長
(m)
自重
(g)
先径
(mm)
元径
(mm)
ルアー
重量
(g)
ラインメーカー
希望本体
価格(円)
ナイロン
(lb.)
PE
(号)
86LL-S2.591351.2
(1.1)
11.4
(10.9)
3-154-120.4-1.015,800
90L2.741401.8
(1.7)
12.4
(11.8)
5-286-120.5-1.216,300
86ML2.591401.9
(1.8)
11.9
(11.5)
7-358-160.6-1.516,300
90ML2.741451.9
(1.8)
12.4
(12.0)
7-358-160.6-1.516,800
96ML2.891501.9
(1.7)
13.4
(13.0)
7-358-160.6-1.517,300
100ML3.051701.9
(1.7)
14.1
(13.5)
7-408-160.6-1.517,800
90M2.741552.3
(2.2)
12.9
(12.4)
10-5010-200.8-2.017,300
96M2.891752.3
(2.2)
13.9
(13.3)
10-5010-200.8-2.017,800
100MH3.051952.5
(2.2)
14.9
(14.5)
12-6012-251.0-2.518,300

※先径は、竿先から最も近く、部品・糸巻きのついていない外径、( )内は素材先端部の外径です。
出典:ダイワ



シーバスハンターXの魅力

シーバスハンターXは、シーバス専用ロッドではありますが、その基本スペックの高さゆえに、シーバス以外にもサーフゲーム、ハードロックフィッシュゲーム、ライトショアジギングなど、幅広くこなせる汎用性を備えています。

86ML、90MLあたりは、近年流行りのスーパーライトショアジギングにもピッタリではないでしょうか。

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そして、そんなロッドが1万円台前半で手に入るということが最大の魅力だと思います。

シーバスゲームを基本にしながら、さまざまなルアーゲームをこなせることで、釣りの幅を広げていくことが出来ます。

まさに、ルアーゲーム入門者から中級者への階段を登っていく方に相応しいロッドです。

オールSiCリング採用ということで、いわゆる完全な入門者用ロッドとは一線を画していますので、長く付き合っていくことができるでしょう。

サブロッドとしても優秀と思います。

もちろん、サビキ釣りやちょい投げなどでも活躍してくれます。

まさにお値打ち価格でオールラウンドに長く付き合っていけるロッド。それがシーバスハンターXです。

さいごに


出典:ダイワ

 

シーバスハンターXは、入門者がルアーゲームを本気でするなら、最初に買う1本としておすすめしたいロッドです。

同じダイワでもルアーニストなど、シーバスハンターXよりも価格的に安いシリーズが存在することも確かです。

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ルアーニストもコスパは良いロッドです。が、釣りを始めたばかりの時は満足できるものの、本気で釣りをしていく中では、どうしても物足りない感がでてきやすいものです。

シーバスハンターXは、オールSiCガイドリング搭載など、本格的なルアーゲームを楽しむ上での最低限のスペックを備えていますから、一度購入すれば長く付き合っていけるシリーズです。

長い目で、先を見据えてロッドを選ぶなら、是非シーバスハンターXをご検討ください!

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