シマノから、ランディングシャフトの新作が登場しました。
その名は、ボーダレスランディングシャフト!
ボーダレスブランドから新登場です!
非常に素晴らしいスペックのランディングシャフトになっています。
今回は、ボーダレスランディングシャフトについて詳しくご紹介したいと思います。
アイキャッチ画像出典:上州屋
コンセプト
まずはメーカーホームページのキャッチコピー・紹介文からご紹介します。
自由、そして本格派。狙った獲物は逃さない。フィッシングスタイルの境界を飛び超えるボーダレスシリーズに、ハイスペックなランディングシャフトが登場。ラインナップはあらゆるターゲットに適応する充実の5アイテム。軽量・高剛性のブランクスが生み出す高いコントロール性能で、素早く的確に狙った魚をランディング。110/210/310は、大型魚をパワフルに仕留める高強度、高剛性設計。インチ規格(W1/2)からミリ規格(M8)へ手軽に変換できる替えネジを標準装備。さまざまなネット枠、ギャフなどが装着できます。450/550は足場の高いフィールドを中心に活躍する操作性に優れた軽量、高剛性設計。携行性にも優れており、フィールドを駆け回るスタイルにもマッチ。スムーズな振り出し性能で確実なランディングを叶えます。
出典:シマノ
さまざまなシーン・魚種に対して安心して使えるように、長さは110〜550までをラインナップ。
最新機能を搭載した、高性能ランディングシャフトです!
ラインナップ
まずは、全ラインナップのイメージ写真と主な機能をご紹介します。
ブラック基調の非常にシンプルなデザインで、カッコいいです!
< 110>
■Gクロスプロテクター
■EVAグリップ
■W1/2からM8への替えネジ付
出典:シマノ
< 210>
■Gクロスプロテクター(全節)
■EVAグリップ
■全節新固着防止構造(当社比3倍)
■W1/2からM8への替えネジ付
出典:シマノ
< 310>
■Gクロスプロテクター(全節)
■しっとりグリップ
■全節新固着防止構造(当社比3倍)
■W1/2からM8への替えネジ付
出典:シマノ
< 450 / 550>
■Gクロスプロテクター(元竿玉口)
■しっとりグリップ
■全節新固着防止構造(当社比3倍)
■エアアシスト尻栓
出典:シマノ
上記で記載の主な機能について、以下詳細です。
■Gクロスプロテクター
節の継ぎ目はやりとり中に最も負担が集中する部分。Gクロスプロテクターは破損のリスクを大幅に軽減するとともに、玉口部分に精悍なルックスを与えます。
出典:シマノ
■しっとりグリップ
濡れた手でも高いフリクション性能が得られて滑りにくい、しっとり加工の素材一体成型グリップです。より質感を高めた揉み皮風バージョンもご用意しました。
出典:シマノ
■W1/2からM8 への替えネジ付
ネット枠装着部には、インチ規格(W1/2)からミリ規格(M8)へ手軽に変換できる高耐久の替えネジを標準装備。これにより、さまざまなネット枠、ギャフなどを装着可能。活躍の場が大幅に拡がります。
出典:シマノ
この替えネジは、450、550にはありませんのでご留意ください。
■エアアシスト尻栓
出典:シマノ
継数が増える450と550には、エアアシスト尻栓が搭載されています。
圧力の変動がないので、振り出し時にスムーズ・スピーディに伸ばすことが可能となります。また、水洗いをしたあとの水分も乾きやすくなりますね。
密封されていると雑菌がわき、臭いが気になりやすいです。
スペック
続いて、それぞれのスペックを詳しく見ていきましょう。
横スクロールしてご覧ください。
商品 | 全長(m) | 自重(g) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 定価(円) |
110 | 1.10 | 141 | 1 | 110.6 | 19,800 |
210 | 2.12 | 265 | 2 | 111 | 26,800 |
310 | 3.11 | 285 | 3 | 111.1 | 32,800 |
450 | 4.51 | 322 | 8 | 67.5 | 35,800 |
550 | 5.49 | 416 | 9 | 72.5 | 41,900 |
注)定価は税抜
目が行くのは、450と550のその軽さ!
4.5mで322g、5.5mで416gと、これは素晴らしい軽さです!
他社ランディングシャフトと比較すると、その優秀さが分かります。
【関連記事】シャフト比較記事。ボーダレスランディングシャフトも含まれています。
オシアランディングシャフトとの比較
個人的に気になるのは、シマノ既存の高級ランディングシャフトである、オシアランディングシャフトとの比較。この機会に、550モデルを表で比較してみようと思います。
価格は、他機種との比較においてより重要であろう実売価格(Amazon調べ)も記載します。
商品 | 全長(m) | 自重(g) | 仕舞寸法(cm) | 実売(円) | 定価(円) |
オシア 550 | 5.5 | 427 | 72.5 | 30,693 | 45,252 |
ボーダレス 550 | 5.49 | 416 | 72.5 | 30,802 | 45,252 |
注)価格は税込。2018年8月28日現在Amazon価格。
注)価格は現時点での筆者調べであり保証するものではありません。
数字での比較上、あまり差がありませんね。
ここまで数字が似通っていると、実質モデルチェンジ的な位置付けなのかもしれません。
(オシアの存在意義がハテナ?になります。)
スペックに大きな開きがあるわけでもありませんし、価格も現時点ではほぼ同等…。
今後、このボーダレスランディングシャフトの登場で、オシアランディングシャフトが安売りされたりしていることがあれば、それはそれでお買い得ですね!
買い替えによって、オークションやメルカリなどのフリマサイトなどで出回る可能性もあります。
オシアランディングシャフトも最新モデルに負けない、十分に素晴らしいスペックを誇るシャフトですから、気になる方は探してみてもいいかもしれません。
さいごに
ボーダレスランディングシャフト、非常にハイスペックです!
デザインも良く、お財布事情が許すなら、是非購入を検討したい素晴らしいランディングシャフトと思います。
こだわりの強いアングラーでも、きっと満足できるのではないでしょうか!