アルファス CT SVはダイワの次世代スタンダード!名機がスティーズ CT SV TWと同エンジン搭載でさらなる高みへ!

ダイワから2019年、新たに発表されたCTコンセプト。

G1ジュラルミンの30φCT SVスプールを搭載した、コンパクト&タフなベイトリールが今後しばらくダイワのバーサタイルリールのスタンダードの1つとなりそうな流れがあります。

そんなCTコンセプトのニューリールが、スティーズCT SV TW以外に2機種登場します。

アルファスCT SVとミリオネアCT SVです。

今回はアルファスCT SVについて詳しくご紹介します!

アイキャッチ画像出典:ダイワ



コンセプト

まずはダイワホームページのキャッチコピーと商品紹介から、このリールの雰囲気を掴みましょう。

ダイワの気持ちがこもりすぎてやや長文なので、ポイントは赤字にしてます。

CT(COMPACT&TOUGH)SVスプール初搭載の次世代スタンダード。

2004年に登場した初代から、実に15年に渡り高い信頼性を得てきたフルメタルのコンパクトボディ。時代を経るごとに、当時のDAIWA最先端のテクノロジーを惜しみなく投入して、フラッグシップに迫る優れた機能を発揮し続けてきたメイドインジャパン。9代目となる伝統の名機は現代フィールドに速効するアルファスCT SVの名の下に誕生することとなった。信頼のボディをベースに、積み込まれたのは小型高性能エンジン。搭載された30φCT SVスプールは、最高峰スティーズCT SVとエンジンは完全同スペック。素材には超軽量かつ高剛性を発揮するG1ジュラルミンが採用され、立ち上がりの良い優れた回転性能は堅守速攻。その差はスプールサイドに見えるモデル名のレーザー刻印のみだ。例えるなら、ファクトリーチューンドマシン。一見しただけでは市販車。しかし、ひとたびアクセルを踏み込めば、瞬時に他を周回遅れに追い込むレーシングパッケージ。見えない部分、内にハイスペックエンジンを仕込んだ、いわば羊の皮を被った狼とも言えるのではないだろうか。ギア比は6.3の70H 、7.2の70SH。それぞれ59センチ、67センチの巻き上げ長。巻きに、撃ちにと多彩なアプローチで次世代バーサタイルの特長が際立っていく。ブラックを基調にオレンジの差し色は、DAIWAベイトリールで代々続く小型ルアー対応機の証。既存モデルで歴戦を戦ったアングラーが、CT SVに持ち替えたとしてもそこに違和感はなく、アドバンテージしか存在していない。
出典:ダイワ

 

ポイントを抜粋すると以下の通りです。

・フルメタルコンパクトボディ
・G1ジュラルミン製30φCT SVスプール(スティーズCT SV TWと同スペック)
・59センチ、67センチの巻き上げ長
・バーサタイルリール
・小型ルアー対応機

アルファスと言えばロープロ形状のメタルボディ。

そんなアルファスに、スティーズCT SV TWにも搭載されるG1ジュラルミン製30φCT SVスプールをスペックインさせたのがアルファスCT SVです。

コンパクトながらメタルボディならではの剛性を持ちあわせているため、軽量さと剛性のバランスが良いのが特徴です。

極端なフィネス、極端なビッグベイト、といった例外を除いて一般的なサイズのルアーであれば、巻物、撃ち物などオールマイティにこなせる懐の広さを持っています。

ダイワテクノロジー・仕様

アルファスCT SVの技術的特徴、主な仕様を見ていきましょう。

各詳細

特徴的なものとしては以下の通りです。

・SV CONCEPT
・CT CONCEPT

・UTD(アルティメットトーナメントドラグ)
・SPEED SHAFT(スピードシャフト)
・エアブレーキシステム

アルファスCT SVというネーミングからも想像はつきますが、TWSは搭載されていません。

これはミリオネアCT SVも同様です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

もう十分ご存知だという方はスルーしてください。

SV CONCEPT[SVコンセプト]

SVとはストレスフリーバーサタイル(Stress free Versatile)の略ですね。

マグネットブレーキのメリットを活かしてバックラッシュを減らしつつ、幅広いルアーを扱えることを目指したバーサタイルリールコンセプトです。

ストレスフリーとはいうものの、個人的にバックラッシュを減らす…という点では、そこまで劇的な効果はないと感じています。

やはりベイトリールのバックラッシュは構造的に避けられないものなので、そこは仕方ないかと思います。

ですが、適切なウェイトのルアーを、適切な糸巻量で投げていれば、よほどの逆風下や初心者でない限りはバックラッシュしにくいと思います。(SVコンセプトでなくても同じことが言えますが。)

マグダイヤルの操作だけでかなり幅広いウェイト幅のルアーに対応できるのは強みだと思います。

ただ、個人的に思うのは、このSVコンセプトはTWSと組み合わせることで、本来狙っている効果が最大限発揮できるものと考えています。

アルファスCT SVにTWSが搭載されていない点は少し残念です。

アルファスのグレード的なものを考えたらこれも仕方ないですけどね。

CT CONCEPT[CTコンセプト]

CTはCOMPACT&TOUGHの略です。

コンパクトボディにφ30mmのG1ジュラルミン製CT SVスプールを搭載することを指すようです。

初速の立ち上がりが抜群なので、フィネス寄り、例えば5g以下のルアーでも軽々キャストできるスプールのようです。

半面、G1ジュラルミン(超々ジュラルミンの1.3倍の強度)の恩恵で、重量級ルアーもこなすという、新たな視点でのバーサタイルコンセプトと言えます。

スティーズCT SV TWのように、SVコンセプトとTWSが組み合わさってこそ最高のポテンシャルを発揮できると思いますが、SVコンセプトとのセットだけでも初速の立ち上がりとアキュラシー向上は間違いないでしょう。

エアブレーキシステム


出典:ダイワ

SVコンセプトにとって重要な存在です。

インダクトローター構造になっているのですが、簡単に言うと、フルキャスト時(高回転時)にはインダクトローターが飛び出してブレーキが効きますが、ピッチングなどの低回転時には飛び出さない仕組みになっているので、不必要なブレーキがかからずに低弾道で伸ばせる…そんなシステムです。

フルキャストするにも、ピッチングをするにも、ブレーキダイヤルを大きく変更しなくても両立できるような、そんなイメージです。

UTD[アルティメットトーナメントドラグ]

ドラグ効き始めの初期の食い付きを解消し、スティック(ムラ)のない滑らかさを実現しながら締めれば締めるほど効く最大ドラグ力を兼備する。

出典:ダイワ

たいそうな名前がついたドラグですが、究極にすごいドラグという訳でもなく、いい意味で普通のドラグです。

SPEED SHAFT[スピードシャフト]

スプールはBBによって支えられているのみ。 シャフトレスにより余分な抵抗がゼロになり、理想のスプール回転が得られる。

出典:ダイワ

限りなくスプールとの接点を減らすべく考案された構造です。

スプール初速の立ち上がりに重要なのはもちろん、飛距離を伸ばすためにも外せない仕組みですね。

ラインナップ

全て70番サイズで、左右ハンドルのギア比が2タイプで4モデルがラインナップされています。

実売価格は税込みでざっくり2万7000円前後。

いわゆるミドルクラスリールですね。


出典:ダイワ

ハードルアー中心であれば巻きの釣りが多くなるためギア比6.3のハイギア、フィネスな釣り(スモラバやネコリグなど)中心であればギア比7.2のスーパーハイギアを選ぶようなイメージでいいと思います。

リール1台で色々こなしたい…というなら、スーパーハイギアを選ぶのが無難ですね。

XGギアも欲しかったというのが正直なところです。

このギア比の設定からすると、巻きの釣りを意識している印象を受けます。

アルファスCT SVの魅力

アルファスCT SVの魅力は、やはりコンパクトボディ、CT SVスプールのコンビからくるバーサタイルリールらしい汎用性の高さだと思います。

特に巻きの小型ハードプラグを手返し良く撃っていきながら、時折スモラバやネコリグなどフィネスな釣りも交えていくようなスタイルにはドンピシャなのではないでしょうか。

必要とあらば、オーバー20g以上のルアーもキャストできるスティーズCT SV TWゆずりのスプールを備えている訳ですから、例えばおかっぱりには特に強い味方になるでしょう。(TWSは非搭載ですが)

メタルボディの剛性も魅力的ですよね。

それでいて170gと十分軽量ですし、価格も良心的で、非常にバランスが良いリールだと思います!

 

さいごに


出典:ダイワ

アルファスCT SVはダイワのミドルクラスベイトリールの中核を担う存在になるのではないでしょうか?

非常に人気のリールになる予感がします。

高い剛性を誇りながら、コンパクト&タフで高いアキュラシーを備えるアルファスCT SV。

新しくダイワが提唱するバーサタイルスタイルを体感するには、うってつけの存在と言えそうです!