【19ヴァンキッシュと18ステラ】比較して感じるシマノのこだわりと差別化

2019年のフィッシングショー前に発表され、大きな話題をさらったシマノの19ヴァンキッシュ。

ステラ以外のリールで史上初めてロングストロークスプールを搭載したことで、その驚異的軽さとクイックレスポンスシリーズらしい巻きの軽さも相まって、18ステラを超えてるんじゃ!?といった話をしだす人もいるほどの進化を見せました。

もちろん、目指す方向性が異なるリールなので、全く同じ目線で比べるのはおかしなことである訳ですが、双方のリールの立ち位置は個人的にも気になるところであります。

18ステラと19ヴァンキッシュ、どちらを買うかでお悩みの方もいらっしゃると思います。

完全なフラッグシップであったステラに対してヴァンキッシュは同格に近いところまで来ているのかどうか…?

中身は何が違うのか?

詳しく掘り下げてみたいと思います。

19ヴァンキッシュと18ステラの違いはどこにある?

一部には、19ヴァンキッシュは18ステラを超えた!総合的には上!ほぼ互角!といった、実質互角もしくはそれ以上というニュアンスの表現をしているサイトも結構ありますが、何が根拠なのでしょう?

個人的に、Googleで「19ヴァンキッシュ 18ステラ」と検索して上位に出てくる、そういったサイトの文言を読んでいると、以下の雰囲気によるものが多かったです。

 

剛性は互角(互角とする根拠は後述します)…。で、ギア周りやらロングストロークスプールも同じ…。しかも2万円くらい安い…。すごく軽いしマグナムライトローターでレスポンスもいい19ヴァンキッシュ…これは総合的に優れてると思います…!

 

…こういう論調。

大前提として、それぞれコアソリッドシリーズとクイックレスポンスシリーズということで、求めている方向性が違う時点で超えたなどという表現は少しおかしいので、ふ~む…な訳ですが。

中には大手有名サイトですらもよく分からない根拠で19ヴァンキッシュの剛性を語っているところもあるので複雑な気持ちになります。

ほんとに世に発信するために色々きちんと時間かけて調べたんか!?と思う訳です。

 

…さて、みなさんがリールを語る上で、主にテーマとなるのは以下の項目ではないでしょうか?

剛性・耐久性
軽さ・レスポンス
仕様
デザイン・造り込み

 

この4点について、それぞれ考えていきたいと思います。

剛性・耐久性

剛性と一言で言いますが、おおまかに分けると以下の話になることが多いです。

ボディ
ギア
防水性

18ステラと19ヴァンキッシュの比較においてはどうなのでしょう?

詳しく掘り下げていきたいと思います。

ボディ

リールにおけるボディの剛性は、耐衝撃性もさることながら、たわみ強度が非常に重要視されるべきと思います。

ちなみに「たわみ」とはすなわち、歪んだり反ったりすることですね。

ビッグフィッシュとのやり取りにおいて、ボディがたわむことは、ボディ内部のギアの噛み合わせに致命的なダメージを与えることになるからです。

で、このボディが19ヴァンキッシュの大きな特徴でもあり、議論されるところです。

今回の19ヴァンキッシュはハイブリッドボディ。すなわち、ボディ片側は金属ボディ(19ヴァンキッシュはマグネシウム合金)、もう片側はCI4⁺ボディ(シマノのカーボン系樹脂)になっています。

で、剛性はどうなの?とみんな気になって、フィッシングショーでシマノスタッフに質問した訳です。

私も実際にフィッシングショーで聞きました。その回答がこんな感じになります。

『普通に釣りしてる分には、ステラとの差を感じさせないレベルですよ!』

これが、多くのサイトで剛性は互角、としている根拠になっているように感じます。(中には自分で聞いたわけでもなんでもなく、他サイトの内容の受け売りのようなところも…世の常ですが残念。)

…このコメントを聞いて、どう思うか…?

あ、剛性も互角なんだ!と単純に受け止めるのか、少し踏み込んでみるのか?

私は踏み込みます(笑)

 

ここからは個人的見解ですが、剛性の差は間違いなくあるはずです。

もしボディ片側を樹脂にしても影響がないのであれば、すべてのハイエンドリールをハイブリッドボディにすればいいと思いませんか?

いや、むしろ、軽くて耐食性もあって剛性も備えるならフルCI4⁺ボディにすべきでしょう。

極端な例で分かりやすく言うなら、タフネススピニングの最先端かつ最新リールである、19ステラSWのボディはハイブリッドボディですか…?もちろんそんなことはなく、フルアルミボディです。(19ステラSWは剛性を意識して、マグネシウムではなくアルミ採用です。もちろんジュラルミン合金です。)

ノーマルのステラだってハイブリッドボディにすればいいんです。

ただ、現状、少なくともシマノはそんな選択はしていない訳です。

きちんと使用される素材の特性と、その採用された狙いを理解しておかないと、端々の限定的な言葉を鵜呑みにしてしまい、混同してしまいます。

ここで、きちんと整理してみようと思います。

18ステラと19ヴァンキッシュの素材の剛性について、とくにたわみ強度という点では、CI4⁺とのハイブリッドボディよりもフルマグネシウムの方が高いでしょう。

ダイワも一時、ザイオン(ダイワ独自のカーボン系強化樹脂)はマグネシウムを超える素材!と宣伝していましたが、18イグジストはザイオンからフルマグネシウムボディに回帰したという紛れもない事実があります。

【参考】ダイワ公式 ZION説明ページ

ザイオンが最高の素材なのであれば、この事実には大きな矛盾がありますよね。(ちなみにザイオンはCI4⁺より良いという評判をよく耳にします。真偽は不明ですが)

軽さ、耐食性という意味では強さを発揮するカーボン系樹脂も、剛性を含めた総合的な判断では、現段階ではまだマグネシウムに軍配があがるということではないでしょうか?

あくまでクイックレスポンスシリーズのフラッグシップとして、軽さを優先して求めたからこその、あえてのハイブリッドボディなのであって、それがステラに剛性も劣りません。なんてことはありえないと考えます。

シマノやダイワのリールラインナップとそのボディ素材から見るこういった相対的・客観的事実を見ずして、この議論はできないはずです。

 

ただし一方で見方を変えれば、フル金属ボディの剛性が活きる釣りもあれば、正直そこまでの剛性が必要ない釣りもありますよね。

例えばライトゲーム、エリアトラウト、バスフィッシング、エギングなどなど…。

そう、ハイブリッドボディについて正確に言うなら、釣りによっては剛性感に差を感じさせません。と考えるのが妥当です。

個人的にフィッシングショーでシマノスタッフに刺さりこんで確認した話、19ヴァンキッシュに採用されているCI4⁺は、今までのCI4⁺とは異なるんだそうです。

従来よりもさらに強度アップさせることに成功したCI4⁺を採用することで、よりマグネシウムに近い強度を手に入れました。

なるほど、だからハイブリッドボディでもそれなりに強度に自信をもって説明しているんだな!と合点がいきました。

そもそもハイブリッドボディのリールフット側が金属なので、CI4⁺が占める比率もそれほど多くはないですからね。

実際、フィッシングショーではシマノスタッフから、

『例えばジギング系の釣りをするとして、18ステラと19ヴァンキッシュとどちらが向いているか?と聞かれれば、強度面から18ステラの方が向いていると思います。ただし、19ヴァンキッシュの強度でも例えばブリクラスと数回やり取りをした程度では、不安を感じさせないレベルにはなっています。強度テストの結果からも自信をもって言えます。』

『18ステラの金属ボディ、金属ローターが生み出す巻きの質感、カッチリ感、剛性感は、19ヴァンキッシュにはないものです。これは簡単に数値化できるものではないんです。やっぱり18ステラは特別なリールです。』

といったコメントが聞きだせました。

ワタシからの突っ込んだ質問、答えにくい質問にも誠意をもって答えてくれたシマノスタッフさん、ありがとうございました!

この話から、多くの釣りで19ヴァンキッシュが持つ強度があれば必要十分である、とは言えそうです。

 

では、強度に不安を感じることがあるとすればどういう時か…?例えるならジギング系の釣りや、リバーシーバスゲーム、磯でのヒラスズキゲームなどで、特にビッグフィッシュ狙いの釣りを展開するとなると、状況によっては強引にやり取りをしないといけない状況もありますよね?

障害物から引き離したい…川や潮の流れに乗って一気に走られた…磯の岩礁にラインがすれそう…なんてときです。

そんなときに無理にでも魚の頭の向きを変えさせたいこと…ありますよね?

「アカンアカン、頼むからそっち行くな!そっち行くな!」っていう時です(笑)

こういった状況では想像を超える負荷がリールにかかることがあります。

ビッグフィッシュとやり取りした経験があれば、こういった感覚を覚えるものと思います…。

仮に人が感じないわずかなたわみであったとしても、精密機械であるギアには予期せぬ負荷となりダメージとなり得ます。

ボディがたわまないからこそ、ギアがしっかり噛み合って力を発揮できますし、長期間使うことができるんです。

ワタシの実体験ですが、激流の中でヒラスズキが連発したのち、使用していた16ヴァンキッシュの巻き心地に致命的なゴリ感がでたことがありました。

異音も出てしまい、そのままではストレスが大きすぎて使い物にならないほどです。

流れに乗るヒラスズキを障害物から引き離そうと強引に寄せるシーンが何度かあり、その際に『やべぇ負荷…リール大丈夫かなぁ~』という感覚があったのですが、ギアに大きな負荷がかかりダメージを与えてしまったんですね。

自然の力、生き物の力を舐めてはいけません。

特にマイクロモジュールギアは歯面が細かく精密なので、ギアが高速回転している最中のわずかなたわみで余計にダメージが出やすいと思われます。

フルマグネシウムボディであったとしても、こういったことが起きる可能性があるわけですから、ハイブリッドボディならやはり不安はあります。

ギア

ギアについては、シマノ公式のホームページ情報をさっと見ているだけだと、19ヴァンキッシュと18ステラは全く同じレベルのギアが搭載されているように思えます。

しかし、シマノに問い合わせてよくよく聞いてみましたが、実はちゃんと差がつけられているんです。

18ステラとドライブギアの基本設計が同じであるものの、18ステラはバリアギアになっていて、特殊な表面処理がなされています。19ヴァンキッシュの方が耐久性が劣ります。

同じようにマイクロモジュールギアⅡ搭載!HAGANEギア搭載!とは言いますが、ある一定以上の品質を満たすものには全てその名がつくので、そのレベルの差にはあまり触れられないケースが多いように思います。

結論、ここでも18ステラと19ヴァンキッシュには差がつけられている、ということです。

関連する情報として、19ストラディックにもマイクロモジュールギアⅡ、強度アップしたHAGANEギア搭載、ということになっていますが、19ヴァンキッシュよりも少し精度、強度の面などで劣るものが搭載されているようです。(これもシマノに直接確認)

19ストラディック、劇的進化して登場!ただしハイエンドモデルとは差別化も。何が違う?

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防水性

防水性は両リール共にXプロテクト搭載で、搭載箇所もラインローラーとボディのローラークラッチ部で同じです。

防水性に関しては同等レベルという理解で問題ありません。

軽さ・レスポンス

軽さとレスポンスについては、間違いなく19ヴァンキッシュが上回りますね。

ただし軽さについては、操作感、疲労感、感度に直結する要素なので非常に重要ではあるものの、軽すぎるとロッドとのバランスが取りにくかったり、持った時の頼りなさ感?的なものを感じる人もいます。

個人的には、19ヴァンキッシュの軽さは1000番~3000番くらいまでを使う釣りでこそ生きるのではないかと感じています。

4000番以降の番手を使う釣りの場合、それなりのサイズの魚を狙いますし、必然的にロッドは長く、重くなりやすいです。

であれば、剛性で19ヴァンキッシュを上回りつつ、必要十分な軽さも備えている18ステラの方がマッチしてきます。

もちろん19ヴァンキッシュでも問題はないんですよ?あくまでも18ステラと19ヴァンキッシュの比較において、という前提の話です。

3000番が境界線のイメージかな…。

私はシーバスの3000番と、サーフ・ライトショアジギなどの4000番には18ステラを愛用しています。

当たり前ですけど重いなんて全く感じませんし、安心感は素晴らしいです。

 

対して、ライトゲームやエリアトラウト、エギング、バス釣りのフィネススタイルにおいては19ヴァンキッシュの軽さとレスポンスの良さはかなりの武器になると思います。

自重の軽いロッドと細糸を扱って、繊細に操作し、感じて、獲っていく…そんなスタイルであれば、18ステラよりも優位な点が出てきます。

特にレスポンスの良さは体感としてけっこうな差を感じます。

19ヴァンキッシュの巻きはかなり軽いです。

これは言わずもがな、マグナムライトローターによる恩恵ですね。

巻き感度の高さ、メリハリをつけたリーリングが可能、といった点はコアソリッドシリーズにはない特性です。

特にアジングなどに代表されるような相当繊細なゲームにおいては、ボディの自重も相まって圧倒的な武器になります。

ライトゲームロッドの場合、ロッドの自重も相当軽いので19ヴァンキッシュとのバランスも取りやすいですよね。

実際に個人的にライトゲーム用に18ステラと19ヴァンキッシュ、両方ともC2000番を使ってみましたが、19ヴァンキッシュの方が向いてるな…と思いました。

2500番以下の番手で狙う釣りのターゲットなら、19ヴァンキッシュの剛性があれば必要十分すぎると思います。

なお…ここでも念のため書きますが、これはあくまで両リールを比較して評価しているのであって、18ステラでライトゲームをするのは向いてないと言っているのではないので誤解のないようお願いします。

 

分かり切った結論にはなりますが、「感度」優先の釣りであれば、やはり19ヴァンキッシュの強みが生きると思います。

仕様

19ヴァンキッシュの最大のサプライズだったのが、ロングストロークスプールの搭載です。

標準スプールに対して飛距離面で優位に立つこのスプール。

今までステラでしか体感できなかった訳ですが、始めてステラ以外に搭載されたということで歴史的なリールになりました。

これによって、ある意味ステラと同じ土俵に立ったが為に、その軽さからステラを超えたとまでする意見があるのではないでしょうか?

では、ロングストロークスプール以外の要素はどうなのでしょう?

以下は両リールの仕様を比べて、違いがあるところを抽出した表です。

モデル名S A-RB(A-RB)数
/総ベアリング数 
ローター材質ドライブギアタイプ(材質)ハンドル材質スプールリング材質/表面処理ドラグノブ材質ラインローラー表面処理
18ステラ11/12
13/14(注1)
Mg/AL(注2)HAGANE+特殊表面処理
(超々ジュラルミン) 
ALチタン/チタンコート金属DLC
19ヴァンキッシュ10/11
12/13(注1)
CI4+HAGANE
(超々ジュラルミン)
CI4+(注3)アルミ/高耐久硬質コート 樹脂メッキ

注1:ダブルハンドルモデル
注2:1000SSSPG、1000SSSDH、C2000S、C2000SHG、C2500SHG、C2500SXGはMg
注3:C5000XGはアルミ

 

如何でしょう?こうやって見ると、実は細かいところで差が付けられていることが見えてきます。

コアソリッドシリーズとクイックレスポンスシリーズである点を考慮すると、取り上げるべきは以下の3点ですね。

ドライブギアタイプ(材質)
スプールリング材質/表面処理
ラインローラー表面処理

ドライブギアは、剛性・耐久性の項でも触れた通り、18ステラには特殊表面処理がされていますね。

それ以外にも、実はスプールリングやラインローラーも差別化されてるんですね。

18ステラのスプールリングは、アルミより耐食性が高く軽量ないチタン+チタンコートです。19ヴァンキッシュはアルミで、軽量さ優先になっていますね(コメントにてご指摘頂き、訂正させて頂きました。ありがとうございます。チタンとステンレスの比較と錯誤しておりました。)。

ラインローラーは18ステラはDLC(ダイヤモンドライクカーボン)で表面処理されていて、よりラインに優しい摩擦の少ない仕様になっています。

なお、DLCが採用されているのは、2019年6月26日現在、汎用系リール(ここではエクスセンスやソアレなども含める)の中では18ステラと17エクスセンスのみです。

19ヴァンキッシュはロングストロークスプールは搭載されたものの、その他細かい仕様は18ステラの域には達していないことが分かりますね。

デザイン・造り込み

デザインや造り込み要素もリール所有の満足度を高めてくれる大事な要素です。

また、その造り込みを見れば、メーカーとしてのこだわりっぷりも見えてきます。

立場上、コアソリッドシリーズの頂点である18ステラと、クイックレスポンスシリーズの頂点である19ヴァンキッシュ。

外観を見ていくと、その差が見えてきます。

個人的に最も強くこだわりの差を感じさせる部分は、ローターの造り込みですね。

それは写真で見比べてもらえれば一目瞭然です。

 

まずはラインローラーのある方から見てみましょう。

 

19ヴァンキッシュのマグナムライトローターはかなり肉抜きされているのが分かりますね。

ロングストロークスプール用に専用設計されたローターですが、基本的な構造は16ヴァンキッシュと同じNEWマグナムライトローターですね。

対して18ステラは肉抜き少なく、かつ、凝ったデザインでありながらベール稼働部を挟み込むような堅牢な造りになっています。

 

もちろん、この構造を備える汎用リールは18ステラだけです。

スピニングリールはその構造上、魚とのファイト時、ラインローラー部にかなり強い負荷が掛かかることは想像に難くありません。

ここがたわむと巻き上げのパワーロスになりますよね。

この19ヴァンキッシュの肉抜きが多いCI4⁺ローターと18ステラの金属ローターを見比べると、剛性にかなり差がありそうなことがすぐに見て取れます。

ラインローラーの反対側も見てみましょう。

 

こちら側も、18ステラは可動部を挟み込むような構造・デザインになっていますが、19ヴァンキッシュはいわゆるノーマルタイプですね。

こんな凝った形状にすると、金型を作るにあたって余計なコストがかかることは言うまでもありません。

 

18ステラに対するシマノの本気度・入れ込みようが伝わってきますよね。

もちろん、19ヴァンキッシュは軽さ・レスポンスを求めていますから、シンプルなデザインかつ軽量な構造であるべき…ということも言えますので、単純比較をすべきではありませんが。

ただ、逆にこれだけ造り込んで、剛性も意識した素材、デザインになっていながら、高いレベルの自重の軽さを実現しているのがステラ…という見方もできます。

やはりステラはステラ。

唯一無二の最上級リールというポジションは不変である、ということが伝わってきます。

まとめ

様々な観点から18ステラと19ヴァンキッシュを比べてみましたが、如何でしたか?

見れば見るほど、18ステラは特別なリールということが浮き彫りになってきますね。

ただ、ポジション的には18ステラがシマノの中で単独トップであることは間違いないですが、実用レベルで客観的に見れば19ヴァンキッシュもステラにはない独自の強みを備えた、世界トップクラスの軽量リールです。

18ステラとの比較では、色々細かいところで差別化されているとは言え、その差はハッキリ体感できる部分が少ない要素でもあります。

要は18ステラも19ヴァンキッシュも素晴らしいリールであり、それぞれの強みをハッキリ持っています。

自分のスタイルと予算に応じて選択できるのが一番ですね。

結論として、釣種毎の必要剛性、軽さに加えて価格的な部分も加味した総合的なバランスを考慮すると、多くの釣り人のニーズを満たしやすいのは19ヴァンキッシュであるということは間違いなく言えそうです。

特に価格が2万円ほど安くなるのは大きいですね。

 

 

ライトゲームやトラウト、エギング、バス釣りなら、19ヴァンキッシュを選ぶことでメリットを最大限に享受できるでしょう。

あくまでイメージ的な基準ですが、~70cmくらいまでの魚がメインターゲットであれば19ヴァンキッシュで実質的に全く問題ないと思います。

70cmを超えるパワーファイターをメインに過酷な環境で繰り返し狙うスタイルであれば、18ステラの方が向いていると思います。

実際、ショアジギング系の釣りや磯ヒラスズキゲームなんかなら、ロッドウェイトとのバランス的にも19ヴァンキッシュよりも18ステラの方が先重り感も出にくく、ターゲットのパワー的にもよりマッチするでしょう。

18ステラも十分軽いリールな訳であって、19ヴァンキッシュではちょっと軽すぎるかな…というケースも出てきます。

もし、18ステラも購入出来るお財布事情であれば…どんな釣種であっても所有感やデザインも加味して判断を下してください(笑)

やはりフラッグシップにはそれだけの魅力がありますし、何より、総合的クオリティは一歩抜き出ていると個人的には感じます。

この記事が18ステラと19ヴァンキッシュ、どちらを購入するかの検討をしておられる方の一助になれば幸いです。

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