19セルテートは18イグジストを超えるタフさを備えながらも大幅な軽量化を実現!モノコックボディとLTの相性が素晴らしい

19セルテートが登場することがダイワから発表されました!

2019年のダイワスピニングリールのモデルチェンジ有無について、話題の1つがセルテートであったことは間違いないでしょう。

19セルテートは18イグジストからの流れで、モノコックボディ採用+LTコンセプトの2本柱がコンセプトです。

セルテートの従来のコンセプトであるタフさを磨きつつ軽快さも求めたリールに仕上がっているようです!

2019年のダイワニューモデルの核の1つであろう19セルテートをご紹介します。


(2019年2月5日追記)

フィッシングショー大阪で実機に触れてきました。

今回のセルテート、今までのセルテートのフィーリングとは異なるものでした。

テクノロジー(モノコックボディ)の項と、19セルテートの魅力の項で具体的に触れていますので是非参考にしてみてください。

下の目次からも移動できます。



 

コンセプト

19セルテートに込められたダイワの想いは…?その狙い・方向性は…?

まずはキャッチコピーが気になります。

 

Next STRONG
圧倒せよ。軽々と操れ。

 

セルテートらしくタフさを前面に押し出した『圧倒せよ。』に加えて、『軽々と操れ。』という、ある意味セルテートらしからぬ(笑)言葉も並びます。

そのコンセプトは以下の通り。

タフでありながら軽量 矛盾を可能にするモノコックボディで生まれ変わった

タフな小型スピニングリールの代名詞「CERTATE」。LTコンセプトモノコックボディという理想の組み合わせにより、これまでにない軽量性を手に入れた。モノコックボディは軽量性のみならず、このリールを語る上で外せないタフな部分においても史上類を見ない水準を実現。コンパクトながらも秘めた底知れぬパワーは、アングラーを未知の領域に誘う。

出典:ダイワ

 

イグジスト同様、モノコックボディ採用です。モノコックボディならではの頑健さがセルテートの代名詞であるタフさを高めていることは間違いありません。

このモノコックボディに加えてLTコンセプトを採用している訳ですが、どのくらいライト(軽い)でタフ(耐久性が高い、強度が高い)なのか?

次項では19セルテートのLTコンセプトを考察します。

19セルテートのLTコンセプトについて


出典:ダイワ

LTコンセプトは2018年にダイワが新たに発表したスピニングリールのコンセプトです。

今後しばらくは、このコンセプトに沿って開発されたリールが多数ラインナップされていくでしょう。

ダイワ曰く、これはダイワの新たなDNAである…という、非常に強い想いのコンセプトです。

「LT」コンセプト。

軽量化と回転耐久性を両立させるDAIWAの宣言であり、新しいDNA。

LIGHTでありながらもTOUGH。

出典:ダイワ

 

LTコンセプトについてダイワリール全体で見た時、18イグジストは登場当初から、非常に高いレベルでの軽さとタフさを誇るリールとして君臨してきました。

 

出典:ダイワ

 

間もなく18イグジストが登場してから1年が経とうとしていますが、その後登場した新たなLTコンセプト搭載リールを含む主な現行機種や、今回の19セルテートや19バリスティックFWなども加えて上記のコンセプトマップに反映させると以下のようになります。(基本的には汎用リールでのマップ表です。また、全ての汎用リールが記載されているわけではありません。)


出典:ダイワ

2500番クラスでの比較表です。

19セルテートのタフさにも目が行きますが、19バリスティックFWの驚異的な軽さにも驚きますね。

その使用素材が気になるのはもちろん、フレッシュウォーター専用機ですからマグシールドボールベアリングをどこまで減らしているのかなどなども…それにしても軽い。

これもフィッシングショーで実機に触れてきましたので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

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ちなみにシマノの19ヴァンキッシュの2500番も165gです。

このリールの進化は半端ないです。

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さて、少し脱線しましたが、マップを見ていただくとすぐ分かるとおり、

18イグジストをしのぐタフさを誇るリールとして登場するのが、19セルテート

という訳です。

分かりやすくていいですね。

テクノロジー


出典:ダイワ

19セルテートにとって、コンセプト的に重要で、根幹とも言えるテクノロジーは3つです。

・モノコックボディ
・タフデジギア
・マグシールド

それぞれのテクノロジーと、この3つ以外の搭載テクノロジー、仕様などをご紹介します。

モノコックボディ


出典:ダイワ

モノコックボディは、ボディ自体がフレームとしての機能を備えます。

本来はフレーム(人間でいうところの骨格。人間は骨がなくて筋肉だけだったら、姿勢を保てないですよね。)的な要素をもたせる必要があるのですが、モノコックボディはボディ自体にフレーム機能があるんです。

分かりやすく例えるなら、モノコックボディは昆虫の外骨格といったところでしょうか。

昆虫には骨はなく、外骨格で形を保っていますよね。

とてつもなく高度な外骨格になりますが(笑)

たわみやねじれに強いのが特徴です。

 

加えて、ボディが一点の部品であることが大きな特徴です。

従来の一般的なボディはボディとボディカバーを組み合わせることで完成していましたが、モノコックボディでは組み合わせる必要がないので、当然ビス止めなどの余計なスペースを省くことができます。

これは軽量化と、内部容積の裕度が増すことで設計の自由度も上がるというメリットがあります。

ドライブギアを大型化出来たり、逆にボディを小型化出来たり、さまざまな選択肢が生まれます。


(2019年2月5日追記)

19セルテートのモノコックボディ内部の構造・ギアサイズについて、16セルテートとの差を確認してきました。

以下の写真なのですが、撮影角度の関係でギアサイズの差が分かりにくくなっている点はご容赦ください。

ギアについては、19セルテートの方が大径ギアになっていることがこの目で確認できました。

実際に見ると、パッと見で分かるほどの差があります。

この写真では、旧3000番と、LT3000番の比較なので、19セルテートはボディサイズは小さくなっているにもかかわらず、ギアは大きくなってるんです。

まさにモノコックボディさまさまですね。

また、ビスの穴がないことも確認できます。

16セルテートはビス打ちの関係もあって、ボディ形状に無駄を作らざるを得ないのが分かりますね。

空洞が目立ちます。

対して19セルテートはまさにドライブギアの形状にフィットするようなボディ形状を実現しています。


 

16セルテートではダイワ旧3500番クラスとダイワ旧4000番クラスのHD(ヘビーデューティ)モデルにのみ搭載されていたモノコックボディを、19セルテートでは全モデルに搭載させてきました。

 

19CERTATEではモノコックボディの素材として、加工精度・耐久性の高いアルミを採用しています。

ちなみに18イグジストはエアメタル採用なので、軽さでは18イグジストに分があるものの、強度では間違いなく19セルテートに分があります

タフデジギア


出典:ダイワ

タフデジギアはデジギアⅡをさらに進化させた、「冷間鍛造+マシンカット」で造られたギアのことです。

不意に大きな負荷がかかったことで引き起こされるギアの噛み合わせへの影響まで計算に入れた設計思想になっています。

ちなみに…余談ですが、ダイワのタフデジギアに対して、シマノはHAGANEギアを謳っていますよね。

その違いについて軽く触れるならば、

タフデジギア…冷間鍛造+マシンカット
HAGANEギア…冷間鍛造のみ

となります。

冷間鍛造とは、金属の塊を常温下で熱も加えず、削ることもなく、圧力のみで成型することです。

繊維状組織が切断されない、すなわち組織が微細化するため、強度向上と耐摩耗性向上が見込めます。

半面、非常に高度な技術を要します。

ギアについて言えば、HAGANEギアの方が高難易度な技術のみで成型されているということですね。

あの18ステラに搭載のマイクロモジュールギアⅡのような細かいギアも、冷間鍛造のみで造られています。

ただし、高難易度な冷間鍛造だけで成型したからと言って、それがすなわち全てにおいて勝るのかと言えば、決してそうではないとワタシは考えます。

マシンカットを加えることで、より高い精度を求めることもできるわけですし、互いに補い合うことこそがベスト…という考え方もできます。

間違いなくタフデジギアも素晴らしいギアだと思います。

なお、タフデジギア採用!と一言で表現することもよくあるものの、実際にはリールによって採用素材には違いがあります。

そのあたりも総合的に評価してリールを選びたいですね。

リールのギアの素材にはさまざまなものが採用されますが、代表的なものは強度の強い順に以下の通り。

・超々ジュラルミン
・ジュラルミン
・アルミ
・亜鉛ダイキャスト

例えば18イグジストは超々ジュラルミン、ブラストLTはアルミ、レグザは亜鉛ダイキャスト…というように、高いグレードのリールほど、生成が難しく高価な素材を採用したタフデジギアになっています。

その点、シマノのHAGANEギアは、採用されていれば必ず超々ジュラルミンです。

例えばバリュープライスリールの中で唯一のHAGANEギア採用リールの17セドナは、2500番なら実売4,000円ちょっとのリールですが、このクラスでもドライブギアは超々ジュラルミンなんです。

ここはさすがギアのシマノ!と言いたくなる魅力ですね。

 

横道に逸れましたが、19セルテートのドライブギアの話に戻ります。

今回の19セルテートは超々ジュラルミンです。

2019年1月10日現在、19セルテートの特設ページ上のギア素材を見るとアルミになっていますが…。


出典:ダイワ

 

超々ジュラルミンなので安心してください。

ダイワさんに独自に確認しましたが間違いありません!

あれ?と思ったので確認したのですが、こういう疑問があったらホームページのコピペするだけじゃなくて直接聞いてみないとですね!

いくらボディはイグジストよりタフでも、その代わりにギアは劣ります…なんていう中途半端なことになっては…。

超々ジュラルミンもアルミの一種(アルミ合金)なので、表記上間違っているわけでもないのかもしれませんが。

マグシールド


出典:ダイワ

ダイワの防水テクノロジーの中心の1つであるマグシールド。

今や当たり前のように多くのダイワリールに搭載されていますが、実は10セルテートに初めて搭載されたことをご存知でしょうか?

もう9年前なんですね。

 

19セルテートへの搭載箇所はピニオンギアとラインローラーです。

あれ?ドライブギアは…?となりますよね。

19CERTATEではボディ部はシームレスなモノコックボディ構造とストッパーレス化によりそれだけで高い防水性を誇るため、ピニオンギアとラインローラー部に搭載。過去のシリーズ以上にトータルとして高い防水構造のリールが誕生した。

出典:ダイワ

 

そう、今回の19セルテートはストッパーレスなんです。

これもダイワに確認したところ、18イグジストはストッパースイッチの位置を変更はしたものの存在はするので、この部分からの万が一の水の内部進入時のリスクを考慮してドライブギアにもマグシールドボールベアリングが搭載されていますが、今回の19セルテートはストッパーレスのモノコックボディなので、ドライブギアはマグシールド搭載ボールベアリングではなく、CRBBにしたとのことです。

16セルテートはドライブギアもマグシールドボールベアリングでしたが、今回は明確な意図をもって、不要という判断がされたということです。

ピニオンギア周りとラインローラー部は、引き続きマグシールド構造になっています。

その他テクノロジー・仕様


出典:ダイワ

ストッパーレスはセルテートというリールにとってのタフさを優先させたということでしょうね。

必要という方もいれば、不要という方もいる機能なので、そこは賛否両論でしょうけども、防水性が高まったことは間違いありません。

個人的にはセルテートらしさをだせるのではと思います。

LC-ABSとATDはもはやこのクラスのダイワリールについてはスタンダードな技術。改めて語る必要もないでしょう。

 


出典:ダイワ

ザイオンエアローター、エンジンプレート、シームレス新形状エアベールは18イグジストと同じですね。

デザイン的な部分ではエンジンプレートだけ少し違うのかもしれません。

 


出典:ダイワ

マシンカットハンドルは、剛性を意識して肉抜きはされていませんね。

こういった細かな差別化も、セルテートへのこだわりの強さを感じさせます。

↓18イグジストでは肉抜きがありました。

出典:ダイワ

 

18イグジストの下位モデル…ということではなく、19セルテートらしさを持たせたリールに仕上がっている印象ですね!

次項からは詳しいラインナップのご紹介と、19セルテートの魅力について考察していきたいと思います。



ラインナップ

全9モデルのラインナップになります。

今後、1000番~2000番や、6000番~8000番あたりも追加されると予想はしますが、スタート段階では2500番~4000番となります。

 

まずはバスフィッシングで出番の多い2500番系からご紹介します。

3モデルあります。

品名LT2500SLT2500S-XHLT2500-H
スプール径φ45φ45φ45
標準巻糸量ナイロン lb-m4-1504-1506-150
PE 号-m0.6-2000.6-2000.8-200
自重(g)205205205
ギヤー比5.26.25.7
最大ドラグ力(kg)5510
ベアリング(ボール / ローラー)10 / 110 / 110 / 1
ボディ素材アルミアルミアルミ
ボディ構成1部品(モノコック)1部品(モノコック)1部品(モノコック)
ローターZAIONエアローターZAIONエアローターZAIONエアローター
防水機構マグシールド+モノコックマグシールド+モノコックマグシールド+モノコック
ギア素材アルミ(MCタフデジギヤ)アルミ(MCタフデジギヤ)アルミ(MCタフデジギヤ)
ドライブギア直径φ32φ32φ32
ハンドルアーム(mm)505555
ハンドルノブ仕様I型 ハイグリップライトI型 ハイグリップライトT型 ハイグリップライト
スプール鍛造(LC-ABS)鍛造(LC-ABS)鍛造(LC-ABS)
本格価格(¥)48,50048,50048,500
オススメの釣りバス、トラウトバス、トラウト、エギング、
テンヤ、ロックフィッシュ
バス、トラウト、エギング、
テンヤ、ロックフィッシュ

出典:ダイワ

 

続いて、ソルトゲームで活躍の機会が多い3000番シリーズです。

シーバスやロックフィッシュゲームにピッタリですね!

4モデルあります。

品名LT3000-CXHLT3000S-CH-DHLT3000LT3000-XH
スプール径φ48φ48φ48φ48
標準巻糸量ナイロン lb-m8-1506-1508-1508-150
PE 号-m1.0-2000.8-2001.0-2001.0-200
自重(g)210220225225
ギヤー比6.25.75.26.2
最大ドラグ力(kg)10101010
ベアリング(ボール / ローラー)10 / 110 / 110 / 110 / 1
ボディ素材アルミアルミアルミアルミ
ボディ構成1部品(モノコック)1部品(モノコック)1部品(モノコック)1部品(モノコック)
ローターZAIONエアローターZAIONエアローターZAIONエアローターZAIONエアローター
防水機構マグシールド+モノコックマグシールド+モノコックマグシールド+モノコックマグシールド+モノコック
ギア素材アルミ(MCタフデジギヤ)アルミ(MCタフデジギヤ)アルミ(MCタフデジギヤ)アルミ(MCタフデジギヤ)
ドライブギア直径φ32φ32φ35φ35
ハンドルアーム(mm)55906060
ハンドルノブ仕様T型 ハイグリップライトパワーI型 ハイグリップライトラージI型 ハイグリップライトラージT型 ハイグリップライト
スプール鍛造(LC-ABS)鍛造(LC-ABS)鍛造(LC-ABS)鍛造(LC-ABS)
本格価格(¥)48,50049,50049,00049,000
オススメの釣りエギング、シーバス、
テンヤ、ロックフィッシュ(ハード)
エギングキャスラバ、シーバスシーバス、本流、湖トラウト

出典:ダイワ

 

さいごにライトショアジギングや磯でのヒラスズキゲームなどパワーゲームに活躍する4000番系シリーズです。

2モデルありますがどちらもボディは3000番サイズですね。

19セルテートの剛性なら3000番サイズでこそ、その強みが生かせるのかもしれません。

品名LT4000-CLT4000-CXH
スプール径φ51φ51
標準巻糸量ナイロン lb-m12-15012-150
PE 号-m1.5-2001.5-200
自重(g)235235
ギヤー比5.26.2
最大ドラグ力(kg)1212
ベアリング(ボール / ローラー)10 / 110 / 1
ボディ素材アルミアルミ
ボディ構成1部品(モノコック)1部品(モノコック)
ローターZAIONエアローターZAIONエアローター
防水機構マグシールド+モノコックマグシールド+モノコック
ギア素材アルミ(MCタフデジギヤ)アルミ(MCタフデジギヤ)
ドライブギア直径φ35φ35
ハンドルアーム(mm)6060
ハンドルノブ仕様ラージT型 ハイグリップライトラージT型 ハイグリップライト
スプール鍛造(LC-ABS)鍛造(LC-ABS)
本格価格(¥)49,50049,500
オススメの釣りシーバス、SLJ、キャスラバシーバス、サーフ、ショアジギ、
ロックフィッシュ(沖磯)、SLJ、サクラマス

出典:ダイワ

 

ドライブギアの直径まで記載してきたのは、モノコックボディのメリット(ボディ容積)をアピールしたいからでしょうか(笑)

18イグジストの時にはここまで表記されてませんでしたよね。

 

さて、全モデルをサッと見て感じるのは、やはり今までのセルテートらしからぬ軽量さです。

タフさは18イグジスト以上でありながら、その軽さにも相当磨きをかけてきた19セルテート。

LTコンセプトの勢いを感じますね(笑)



19セルテートの魅力


出典:ダイワ

 

ハッキリと19セルテートのストロングポイントを作ってきた点には非常に好感が持てます。

18イグジストよりもタフさに強みを持たせたリールという位置づけですね。

しかも、パワー・タフさ一辺倒ではなく、実用的十分な軽量性も持ち合わせている、ところが19セルテートの魅力ですね!

16セルテートは、例えば

旧2500番クラスで240g~255g※
旧3000番クラスで265g~270g※
(※旧2500番クラスは新規格では3000番クラス。旧3000番クラスは新規格では4000番クラス。)

この水準ではいくらタフでもさすがにちょっと重いかな…という声があがるのも分かります。

 

しかし、今回の19セルテートは、

3000番クラスで210g~225g
4000番クラスで235g

という、破格の軽量化を実現させました。

かなり高い剛性・耐久性に加えて実用的な軽量性も手に入れた19セルテート、かなりいいんじゃないでしょうか!


(2019年2月5日追記)

フィッシングショーで実機に触れてみた感想を追記します。

まずデザインについてですが、かなり武骨な印象です。

イグジストのようにシルバー統一!という訳ではなく、ローターがグレーっぽいカラーになっているからでしょうか、少し重みを感じさせます。

これは、やはりセルテートというリールのイメージを大事にしたかったからではないでしょうか?

装飾も控えめに、かなりシンプルで質実剛健なリール!という感じですよ。

 

で、持った瞬間に、おぉ、軽いね!と思いました。

16イグジストのイメージもあるからだと思いますが、かなり軽量感を感じます。

ショアジギング系の釣りや、シーバスやサーフゲームの大型個体を狙うような釣りには、ロッドとのバランスもいいのではないでしょうか?

持ち重りという観点から考えると、軽すぎるリールはロッドも選びますからね。

 

巻き心地については、イグジストと同様、かなり軽いです。

ローターもザイオンエアローターですし、構造自体がイグジストに似てますからこれは当然の結果でしょうね。

シマノのようなヌメヌメ感はあまり感じない、ホントにサラサラとした感覚です。

この辺りは好みの世界でもありますが、いわゆるダイワらしい巻き心地でしたよ。

 

総評としては、非常にバランスの取れた、誰でも扱いやすい良いリールに進化したのではないかと感じました!

 

さいごに

ダイワの19リールの中でも特に注目されるであろう19セルテート。

2018年に大きな話題を集めたLTコンセプトリールが、19セルテートの登場でさらに充実のラインナップとなります。

ダイワ汎用リールの中で最もタフ。それでいて実用的な軽さを誇るのが19セルテートと言えます。

タフさが売りではあるものの、かなりバランスよくまとまった印象です。

スティーズCT SV TWと共に、今年を代表するリールの1つになることでしょう。

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ベイトリールではCTコンセプトも登場しましたし、ダイワの勢いが止まりませんね!

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ちなみに、シマノも負けてません!

19ヴァンキッシュ、19アンタレス、19カルカッタコンクエストDCなどなど錚々たる強力なラインナップで迎えうちます!





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