スーパーライトショアジギング最前線!おすすめタックルは?なぜ釣れる?徹底解説

 

ここ数年、非常に高い注目を集めている『スーパーライトショアジギング』をご存知でしょうか。

ウルトラライトショアジギングなんて呼ばれることもあるこの釣り、分かりやすく言うと、従来のショアジギングでは考えられないようなライトタックルで楽しめるショアジギングです。

高い注目を集める理由は至極単純。

 

大小色んな魚が反応して楽しいからです!

 

ですが、スーパーライトショアジギングの特性や、タックルバランスを理解しないままなんとなくやっていると

『釣れない…』

なんてことになる可能性も。

 

今回はこれからスーパーライトショアジギングを始めたい方向けに詳しく解説します。

 

アイキャッチ画像出典:釣具のポイント


スーパーライトショアジギングとは

ライトタックルで楽しめるショアジギングと言いましたが、どのくらいライトなのか?というと…。

他のショアジギングとの明確な線引きがあるわけではありませんが、扱うメタルジグのウェイトでざっくり言うと、ワタシの中では以下の通り。

あくまでざっくりですからその境界線は人によって違うと思います。

 7g未満→ライトゲーム
(マイクロショアジギングという人も)

7g〜20g未満→スーパーライトショアジギング

20g〜50g未満→ライトショアジギング

50g超→ショアジギング

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こうして見ると、スーパーライトショアジギングは、元々はライトショアジギングの中に属していたものを、細かく細分化して独立させただけ?というように見えます。

ライトショアジギングでは1oz(28g)前後がメインウェイトで、30g以上のメタルジグもキャストすることがあるのに対して、スーパーライトショアジギングでは10g〜15gをメインウェイトとします。

ときには10g以下のメタルジグすらキャストします。

したがって、本来は使用するロッド、リールのサイズ感・パワーは全然異なってくるはずなんですよね。

そして、この軽いウェイトだからこそ反応する魚が多数いることが分かってきたことで、ライトショアジギングとはやや性質が異なるものである…と分けて考えるようになってきた訳です。

ライトショアジギングでは小型〜中型青物をメインに狙うことが多いですが、スーパーライトショアジギングは五目要素が高くなります。

 

なお、軽いメタルジグを使う分、PEラインは0.4号〜0.8号を使うことで、充分な飛距離を確保します。

このライン号数は、ライトゲームやシーバスゲーム、エギングで用いる号数ですよね。

普段メインとする釣りの合間に手軽に楽しめるところも、スーパーライトショアジギングの魅力です。

釣れる魚

スーパーライトショアジギングで釣れないフィッシュイーターなんているの?なんて言いたくなるくらい幅広く狙えます。

中でも主なターゲットとなるのは以下の魚たち。

ツバス(ブリの幼魚)
シオ(カンパチの幼魚)
ソゲ(ヒラメの幼魚)
セイゴ(スズキの幼魚)
ガシラ(カサゴ)
キジハタ
マダイ
マゴチ
カマス
サバ
メッキ
アジ
サゴシ

などなど。。。

挙げだせば枚挙に暇がないくらい色んなターゲットが遊んでくれます。

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また、マイクロベイトパターンといって、青物やシーバスが、3cm〜4cmほどの小さなベイトフィッシュを偏食しているような時には、スーパーライトショアジギングがハマることも多々です。

マッチザベイトは釣りの基本。大きな魚でも小さな魚を食べているときには、大きなルアーには見向きもしないケースがあります。

ベイトフィッシュのサイズは常に意識しましょう。


出典:シマノ

もちろん、小型の魚は相対的に小さめのベイトフィッシュを食べることが多いですよね。

スーパーライトショアジギングは一言で言うなら、大なり小なり、なんかしらの魚を反応させる力がかなり強いのが特徴です。

1ozクラスのメタルジグには反応しないのに、スーパーライトショアジギングで扱うウェイトのメタルジグには反応する…という魚って多いんですよ。

フィッシュイーターは本能的には小さなキラキラしたものが非常に気になるものなんですよね!

逆に、ライトゲームで扱うような5g以下の超小型のメタルジグになると、アピール不足になりますし、飛距離も足りない、ボトムも取りにくい…とデメリットも出てくるわけです。(もちろん、港内などおだやかで水深がそこまでない小場所であれば効果的なこともあります!)

この10g〜15g前後の、絶妙のシルエット・存在感とウェイトのメタルジグだからこそ成り立つのが、スーパーライトショアジギングなんです。

だからこそ、明確にターゲットを絞った釣りは出来ずに五目要素が強くなるわけでもあります。

季節はもちろん、その日、そのタイミングの海の状況次第で、釣れる魚が変わってくると言っても過言ではありません。

 

『おっ!なんかキタキタ!』

 

『これは結構引くぞぉー!』

 

なんて言いながらワクワクしてリールを巻いてくるところが楽しいんです!

時には予想だにしない魚が釣れてビックリするのもこの釣りの特徴です!

↓10gジグにバイトしてきたダツ。
何が顔を見せるか分からないのが魅力!

釣り方・アクション

難しく考える必要はなく、ワンピッチジャークを基本にシャクればOKです。

キャスト後は着底させてからアクション開始させ、ボトム〜中層までをシャクリ上げてきてはフォール…を繰り返します。

基本的にはショアジギングの考え方と同じで良いかと思います。

魚の活性や、狙いたい魚種によって、ボトム中心で攻めるのも効果的ですし、表層を攻めることもあります。

ショアジギングのアクションや、ターゲット毎の狙い方イメージについては、以下の記事で詳しく解説しています。

この基本アクションイメージが分かっているか分かっていないかで、釣果に差が出ます。

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メジャクラのヒロセマンがスーパーライトショアジギングを分かりやすく解説してくれている動画も載せておきますね。

青物が釣れたり、カサゴやベラが釣れたり…是非ご参考にしてください。

基本タックル

最近はスーパーライトショアジギング用のロッドも発売されていますが、それが無ければ釣りができない…というような敷居の高い釣りではありません。

ルアーウェイトの幅が広いMクラスのアジングロッドや、Lクラス、MLクラスのシーバスロッド、エギングロッドを流用して全く問題ありません。

いずれにせよ、10g〜15g前後のメタルジグが気持ちよくキャストできそうな適合ルアーウェイトのモデルを選んでください。

 

リールは2500番〜3000番が無難ですね。

時に思わぬ大物が釣れることもあるので、あまり小さな番手では不安もありますが、基本的にはそこまで大きくない魚がターゲットですから、あまり神経質にならずともOKです。

ギア比は高いモデルを選んでください。

速巻きに対応したり、ラインスラック(ジグをシャクった時にでる糸ふけ)も速く回収できるので、ストレス少なく釣りができます。

 

ラインはPE0.4号~0.8号の間から選ぶのがいいでしょう。

リーダーはフロロの12lb前後を1.5mほど用意するのがいいかと思います。

飛距離は風やタックルバランスにもよりますが、平均的に60m~80m前後飛ばせるイメージです。

 

あとは小型のメタルジグさえあればスーパーライトショアジギングが楽しめます。

メタルジグも、10g〜15g前後のラインナップを精力的に追加するメーカーがどんどん増えていますから、選択肢はたくさんあります。

次項では、おすすめのタックルをご紹介していきます。

おすすめタックル

スーパーライトショアジギングを快適に楽しめるタックルをご紹介します。

これから始める方は是非ご参考にしてください。

ロッド

ロッドについては、普段お使いのシーバスロッドやエギングロッドでウェイト的に適合するものがあれば流用すればOKなのですが、もし持っていない場合や、専用ロッドも気になる…という方におすすめのロッドをご紹介します。

メジャークラフト、シマノ、ダイワといった実績メーカーから選んでますので、安心して楽しめます。

 

メジャークラフト トリプルクロス

■主なスペック
全長(ft):9.0
適合ルアーウェイト(g):5~30
継数(本):2

メジャークラフトはスーパーライトショアジギング関連のアイテムを精力的に展開しています。

こちらのトリプルクロスには、スーパーライトショアジギングモデルが存在します。

まさに専用設計とあって、その扱いやすさは抜群です。

15gのジグパラマイクロで65cmのマゴチが釣れました。ラインはPE0.6号。かなり引いたけど不安は全く無かったです。
メタルジグは7gから20gをよく使います。快適に飛んでいきますよ。
軽くてしゃくりが楽で、ずっと釣っていられる感じです。エギングロッドのELのタイプとライトショアジギングロッドの間のつもりで買いました。
買ってよかったです。たぶん、折れてもまた買うと思います。
出典:Amazon

ダイワ ジグキャスターMX ライト

■主なスペック
全長(ft):8.9
適合ルアーウェイト(g):5~30
自重(g):145
継数(本):2

ダイワの人気ショアジギングロッドのジグキャスターの中で、ライトモデルと位置付けられるのがこちらのジグキャスター ライトMXです。

3モデルあるのですが、その中で最もライトな89Lはまさにスーパーライトショアジギングにぴったりなモデルになります。


出典:ダイワ

気になる遠投性能ですが、最近はイワシロケットやTGベイト、飛びすぎダニエル等の軽くて良く飛ぶジグもあるので、許容範囲だと思います。対応MAXウエイトの30gのジグが80mくらい飛んでいるようです。少し高さのある堤防からのジギングにもってこいです。
ロッドパワー的には大きな魚がかかっても抜き上げ可能でした。50センチのサゴシや、ワカシが2匹同時についてきても少し余裕がありました。
軽く、短くてもしっかりジギングを楽しめる、素晴らしいロッドだと思います。

出典:Amazon

シマノ ムーンショット

■主なスペック
全長(ft):9.0
適合ルアーウェイト(g):6~28
自重(g):134
継数(本):2

ダイワと並ぶロッドメーカーの雄、シマノからムーンショットをご紹介します。

万能のショアゲームロッドという位置付けで、シーバスゲームからサーフゲーム、小型青物までを対象にしたシリーズです。

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中でも、S900MLはまさにスーパーライトショアジギングにもピッタリなスペックです。

シーバスゲームも、スーパーライトショアジギングも対応できるロッドがほしい方に、コチラのモデルはうってつけです。

シマノ フリーゲーム

■主なスペック
全長(ft):9.0
適合ルアーウェイト(g):5~35
自重(g):150
継数(本):4

おすすめロッドの最後は、少し違う視点から振出式コンパクトロッドをご紹介します。

シマノのフリーゲームは2018年9月に新登場したばかりの低価格帯振出ロッドです。

実売1万円を切る価格設定の振出ロッドでありながら、そのロッドの曲がりは上でご紹介した、ツーピースモデルであるムーンショットと同等レベルを実現した注目ロッド!

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その中でも、こちらのS90MLはスーパーライトショアジギングにうってつけのスペックを備えています。

初心者がスーパーライトショアジギングを含めて幅広く釣りを楽しむためのロッドとしてはモチロン、中級者以上の方のサブロッドとしてもおすすめです!

かなりコンパクトになるので持ち運びに気を使いませんし、とりあえず車に積んでラインも通しておけば、思いついた時に気軽にスーパーライトショアジギングを試せます。

リール

ギアがしっかりしたシマノかダイワのリールから選ぶことをオススメします。

シマノならHAGANEギア搭載モデル、ダイワなら最新のタフデジギア搭載モデルを選びたいですね。

スーパーライトとは言え、ずっとシャクるので軽さも重要なポイントです。

価格面を気にしつつ、耐久性と軽さのバランスのいい3000番系モデルをご紹介します。

シマノ セドナ

■主なスペック
自重(g):250
最大ドラグ力(㎏):9
最大巻上長(cm):91
ベアリング数(ボール/ローラー):3/1

シマノのバリュープライスモデル御三家(アリビオ、ネクサーブ、セドナ)の中で、唯一セドナだけがHAGANEギア搭載(超々ジュラルミンの精密冷間鍛造ギア)しています。

超々ジュラルミンはアルミ合金なんですが非常に軽く強い素材で、スピニングリールのドライブギアとしては最高級素材です。

例えばダイワの実売2万円ほどする最新ミドルクラスリールでも、普通のアルミだったりするんですよ。

シマノのスピニングリールの強みはここにあります。

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このHAGANEギアを搭載しながら実売4,000円台というのは非常にお買い得です。

価格を最優先にスーパーライトショアジギングをしたいなら、セドナを検討するのがおすすめです。

ダイワ レガリスLT

■主なスペック
自重(g):220
最大ドラグ力(㎏):10
最大巻上長(cm):93
ベアリング数(ボール/ローラー):5/1

ダイワの新基準、LT(Light Tough)をまとって、2018年に生まれかわったばかりなのがレガリスLTです。

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実売8,000円前後のリールとしては、驚異的な軽さを誇ります。

タフデジギアを採用しており、デザインも秀逸です。

セドナより価格は少しランクアップしますが、10,000円を大きく下回る金額でこのスペックのリールが手に入るなら、正直言って相当コストパフォーマンス良好と感じます。

ダイワ カルディアLT

■主なスペック
自重(g):195
最大ドラグ力(㎏):10
最大巻上長(cm):93
ベアリング数(ボール/ローラー):6/1

名機カルディアも2018年にLTモデルとして生まれ変わりました。

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当然ですが、レガリスLT以上の軽さを誇り、タフデジギアはもちろん、ザイオンボディやマグシールド採用で耐久性もバッチリです。

これで実売価格は20,000円を下回るとは…さすがダイワの小型スピニングリールの中核を担うだけのことはありますね。

18モデルですが早速Amazonのクチコミもでてきていて、概ね高評価ですよ!

この価格帯で買えるベストチョイスだと確信できる買い物でした。細かい調整が利きつつ、なめらかなドラグに がたつきのない巻き心地。非常に軽く それでいて力負けしないタフさ

青物だろうが小物だろうが安心して戦える力強さには、長く使いたいと思わせる素晴らしさがありました。地味にボディの模様が光を受けてキラキラするのがかっこいい
出典:Amazon

シマノ ストラディックCI4+

■主なスペック
自重(g):190
最大ドラグ力(㎏):9
最大巻上長(cm):88
ベアリング数(ボール/ローラー):6/1

シマノの小型スピニングリールの中核モデルであるストラディックの派生モデルです。

CI4+という軽量・高剛性の樹脂素材を一部採用することで、一定の剛性を確保しつつ軽量化に成功しています。

HAGANEギア、HAGANEボディの採用で高度な耐久性を確保しつつ、CI4+素材のマグナムライトローターによる巻きの軽さも併せ持った、いいとこ取りなリールです。

以下のAmazonユーザーのクチコミからは、シマノのギアの良さ(回転の滑らかさ・剛性感)が伝わってきますね。

始めに書きますとダイワ派です。しかし、10年ぶりにシマノのリールを使ってみましたが回転の滑らかさ、剛性感何もかもが以前とは進化してます。こちらはダイワの3012番と比較されると思いますが、同じハイギアでも巻きの軽さはダイワのような気がしますが、回転の滑らかさは圧倒的にストラディックですね。回転が滑らかと言うことは感度も飛躍的に向上しますのでついばむような小さなバイトもリーリングで感じることができます。リールで感度があがる、ピンとこない人は一度使ってみてください。
出典:Amazon

メタルジグ

スーパーライトショアジギングが脚光を浴びだすとともに、軽量メタルジグもどんどん増えてきました。

しかし、それ故に、どんなメタルジグに手をだせばいいか分かりにくくなっているとも言えます。

実績充分のメタルジグをご紹介します。

ちなみに、かなりライトなタックルで扱う分、根掛かりするとロストの可能性も高いのがスーパーライトショアジギングです。

以下の記事もご参考にどうぞ。

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メタルジグにもっと詳しくなって他人と差をつけたい方は以下の記事をどうぞ。

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メジャークラフト ジグパラマイクロ

メジャークラフトはスーパーライトショアジギングに関連する製品を積極的に展開しています。

リーズナブルな価格設定ながら5層マルチコーティングで塗装が強く、アクションも優秀で、メタルジグの定番となった感のあるジグパラにもマイクロモデルを投入してきました。

ジグパラ譲りの釣獲力はそのままに、手軽に楽しめるスーパーライトショアジギング対応ウェイトになっています。

先程ご紹介した動画でヒロセマンがバッチリ釣って、その実力を証明してくれてますね。

3g、5g、7g、10g、15gというラインナップで、7g〜15gがスーパーライトショアジギングの対象範囲になります。

流通量が多いので、好みのカラー、サイズを手に入れやすいところも嬉しいですね。

派生モデルのジグパラマイクロスリム、ジグパラスローも、スーパーライトショアジギングにおすすめのモデルですよ!

アングラーズリパブリック スローブラットキャスト

アングラーズリパブリックのスローブラットシリーズは、バリエーション展開も豊富で、非常におすすめなショアスロージギング専用メタルジグです。

ショアスロージギングとは分かりやすく言うと、短い移動距離で高いアピールをさせるショアジギングのことです。

通常のメタルジグの動きを追いきれない、活性の高くない魚でも喰わせることができる釣法として脚光を浴びました。

詳しくはこちらのアングラーズリパブリック公式の解説【ショアスロー基礎講座】をどうぞ。

スリム、ワイド、オーバル、ロング、アップの5タイプがラインナップされています。

サイズバリエーションは10g、15g、20g、30g、40g、60gの6タイプになっているので、スーパーライトショアジギング対応という意味では、10g〜20gが対象範囲になりますね。

ワタシもこのシリーズを愛用しているのですが、喰わせ能力の高さに助けられっぱなしです!

実際にアクションを見ると、かなり短い移動距離でキラキラキラ!とアピールしてるのが分かりますよ。

以下はアグラーズリパブリックの沼田さんが、スローブラットキャストを使ってのスーパーライトショアジギングを分かりやすく解説してくれている動画です。

ショアスローのアクションイメージも掴めると思うので、ご参考になろうかと思います!

デュオ ドラッグメタルキャスト

デュオのドラッグメタルキャストは、非常にバランスの良いメタルジグです。

飛距離もよく、フォールではキレイな水平スライドフォールを見せ、ただ巻きでもきちんとアクションする優等生的イメージです。

サイズバリエーションは、15g、20g、30g、40gとなっていて、スーパーライトショアジギングでは15gと20gが対象範囲になりそうですね。

以下は、ドラッグメタルキャストを用いての沖磯でのライトショアジギングの実釣動画です。

スーパーライトではありませんが、タチウオを始め、イサキやアオリイカも釣れてますよ。

よく釣れるメタルジグということが伝わってきます!

メガバス マキッパ

メガバスのマキッパは、2018年11月に新登場したばかりのキャスティングブレードジグです。

ブレードとアシストフックのティンセルによるフラッシングのアピールで強力に誘います。

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ただ巻きが基本で、難しい操作がいらない点が大きな魅力です。

サイズバリエーションは、10g、20g、30g、40gとなっています。

10gはなんらかの魚にクチを使わせる力がかなり強そうです。

釣りよかで早速実釣動画がアップされています。

極めてイージーに釣れてますね!

ジャクソン 飛び過ぎダニエル

ジャクソンの飛び過ぎダニエルは、メタルジグではありませんが、オススメルアーなのでご紹介します。

その名の通り、圧倒的な飛距離が自慢の鉄板系ルアーです。

徹底的な後方重心ウェイトと、ステンレスプレートの尾翼効果も重なって、この飛距離を実現しています。

また、その特徴は飛距離だけではありません。

鉄板系なのにプラグ系のワイドウォブリングアクションをスローリトリーブから演出可能とした点でも画期的なルアーです。

ジャクソンいわく、プラグの泳ぎでメタルジグ以上に飛ぶルアーとのこと。

すごく魅力的な言葉ですね(笑)

基本は遠投して、巻いてくるだけ…という簡単さで、サーチベイトとして圧倒的な使い勝手の良さを誇ります。

以下は30gモデルで実際に飛距離を検証した動画になります。

前置きが長い動画ですが、4分45秒くらいからが肝心の飛距離検証のキャストです。

 

サイズバリエーションは、1g、3g、5g、14g、20g、30g、40gと、かなり軽いウェイトから揃っています。

ワンランク上の飛距離を誇る飛び過ぎダニエルの場合、5gからけっこう飛びますし、フォールスピードも速めなので、個人的には5g〜20gがスーパーライトショアジギング的サイズかなと思って使っています。

実際、よく飛んでよく釣れるルアーですよ!

さいごに

スーパーライトショアジギングの魅力は手軽にビックリするくらい様々な魚が釣れるところです。

また、ライトタックルゆえに、小型メタルジグでも気持ちよく遠投できて、魚とのファイトも楽しめます。

仕掛けとしてもメタルジグを結ぶだけというシンプルさですし、その価格がミノーなどのプラグに比べてお手頃なところも嬉しいですね。

まさにいいことずくめのルアーゲームと言えるスーパーライトショアジギングは、初心者にもおすすめです。

みなさんも、是非タックルボックスに小型メタルジグを忍ばせて、手軽に楽しくお土産ゲットしてくださいね!

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